外来等で1年の経験では、頻繁に採血をしている訳ではないのではないでしょうか。 献血会場での勤務は採血がメインです。 「採血はできる」ではなく「採血は慣れている」というレベルでなければ、難しいかもしれません。 献血は「事前採血」と「本採血(献血)」と献血者に2度針を刺します。 「事前採血」は通常の採血と同じで採血針は22G前後ですが、「本採血」では針が太くなり17G前後を使用します。 本採血の針はかなり太い為、通常の採血より難易度が高くなるたけでなく、献血者が全員血管がよく見えるとは限りません。 本採血に失敗するだけならまだしも、本採血針による神経損傷で訴訟沙汰になる事もあります。 また、質問に「点滴のスキルは身につくでしょうか。」とありますが、献血会場で点滴をする機会は稀です。 成分献血でクエン酸反応が重症、または改善しない場合に生理食塩液またはブドウ糖液などを点滴する事がありますが、「事前採血」や「本採血」が慣れるまでクエン酸反応がある献血者の対応は任せられないでしょう。 成分献血による副作用で点滴するのですから、日赤としてはこれ以上献血者の健康被害があってはならない為、ある程度ベテランが対応します。 結論として、献血会場では点滴のスキルは身につきません。 また、採血に慣れていなければ本採血は針が太い事から難しく、下手をすれば神経損傷の可能性がありますので、現状スキルでの勤務は難しいかもしれません。 ◇ 厚生労働省・献血者の健康被害 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/06/s0603-7e.html ◇ 看護師派遣ランキング・献血ルームの看護師バイト。献血針って16~18Gだけど、大丈夫かな。 http://看護師派遣ランキング.com/cat37/post_48.html ◇ 看護師バイトランキング・献血ルームの看護師 http://バイト看護師.biz/cat98/
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