解決済み
突然見知らぬおじさんに仕事をくれと言われました。 私は小さな住宅設備販売・施工業を営んでおります。 年越し前になると給湯器や暖房器具などの設置工事を駆け込みで依頼される機会が多くなります。人手がほしいと思いつつもコスト削減のため一人で何とか頑張っております。 先日、屋外で給湯設備の設置作業をしている私のもとへ見知らぬ60歳前後くらいに見えるおじさんが仕事をくれないかと近づいてきました。 私は間に合っていると答えたのですが、おじさんは何度も頼むと言って作業している私のそばから動きません。 邪魔だなとは思いつつも無視して作業を続けていたらおじさんはこう言いました。 「腹が減った。おとといから何も食べていない。300円分だけでも手伝わせてもらえればコンビニでおにぎりとお茶が買えるのだが・・・」 うちも零細企業とはいえ、れきっとした法人です。 最低賃金に満たないお金で他人を働かせることなんてできません。 ただ冬は日が暮れるのが早いのでできる限り明るいうちに作業を終えたい気持ちもありました。 何かしらの技術を持っていれば3、4時間程度、相応の賃金を支払ってでも、という気持ちもよぎりました。 「おじさんは何ができるの? ガスや水道の配管作業の経験は?」 「そういうことは何も。モノ運んだりとか、手元を支えたりとかなら・・・」 正直、役に立つどころかかえって非効率な事態になりかねません。 下手にいじられてガス漏れ水漏れ起こされてはたまりませんし、設置する商品やお客様の物件に傷などつけられたら補償ものです。 「悪いけど、お願いできることは何もないよ。」 とやんわり断りましたが、おじさんはその後も腹が減ったと言いながら私の傍らに居続けます。 やがて、昼食時に差し掛かりました。 普段なら会社(兼自宅)に戻るなり飲食店に入るなりして休憩をとるのですが、この日は手を休める時間が惜しい状態でした。 そこで私はおじさんに提案しました。 「2千円渡すからコンビニで適当に見繕って弁当と飲み物を買ってきてくれないか、おじさんの分も好きなもの買ってきてかまわないから」と。 300円分のおにぎりとお茶に比べれば破格の提示です。 するとおじさん、「俺はガキの使いじゃない」と吐き捨てて去っていきました。 それから数日、いまだにおじさんのことが気になります。 プライドを傷つけてしまったかな?とか、無事に年を越せたのだろうか?とか、 ちょっと気がかりです。 このような場合、皆さんはどのように接しますか?
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