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簿記1級の為替予約(独立処理、振当処理)がわかりません。

簿記1級の為替予約(独立処理、振当処理)がわかりません。振当て処理では、 為替予約したタイミングで予約レートが決まると 借入金の返済金額が確定すると、よく言われていますが なぜ、買いの為替予約をして予約レートが決定すると、 決定した日に、返済額が決まったり 予約日以降の直物レートや、先物レートを見なくなるのでしょうか? 外貨建て債権債務取引と為替予約取引を一体に見てるからだと聞きますが 一体に見るとなぜ見なくて済むのかがわかりません。 また、為替予約なら、独立処理でもしているのに、 上記のような処理をしないのもわかりません。 これも、為替予約が決まっても上記の処理が必要ないのは 外貨建て債権債務取引と為替予約取引を別々に見ているからとも聞きます。 以下の、問題をしています。 平成14年1月1日に80,000ドルを次の条件で仕入、当座預金に預け入れた。 返済日、平成14年6月30日、利率年3%、借入れ時の直物相場、1ドル=122円 返済方法、利息は月割りにより返済時に元利支払う。 (当座預金)9,760,000(借入金)9,760,000 この借入金の元金に対して、平成14年2月1日に為替予約(買い予約)を付した。 予約時の直物相場は、予約時の直物レート1ドル=123円、 先物レート1ドル=120円である。 振当て処理で、為替予約差額は月割りで計算すること。 (借入金)160,000(前受け収益)240,000 (為替差損金)80,000 平成14年3月31日の決算において処理を行う。 同日の直物レート1ドル=125円、先物レート1ドル=124円。 (前受け収益)96,000(為替差損益)96,000 (支払利息)75,000(未払い利息)75,000 平成14年6月30日に契約通り、元金、利息の支払いを当座預金より行う。 同日の直物レート1ドル=126円。 (借入金)9,600,000(当座預金)9,600,000 (支払利息)151,200(当座預金)151,200 (前受収益)144,000(為替差損益)144,000 詳しい方、おられましたらアドバイスお願いします。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    ご提示の振当処理の仕訳についてです。 すべて参考書の説明通りですが、まず、借入時の処理は 直物レートで換算して行います。次に為替予約日には、この外貨建債権債務 (借入金)を予約レートで換算替えします。その際借入時の直物レート@120から予約日の先物レート (予約レート@120)に換算替えすることになりますが、 これを取引日の直物レートと予約日の直物レートの差額(直々差額)と、予約日の直物レートと予約レートの差額 (直先差額)に分解します。具体的には(@123ー@122) x 80,000ドル=80,000円の借入金の増加 (為替差損)と(@ 120ー@123) x 80,000ドル=△240,000円の借入金の減少 (差益)となりますが (都合160,000円の借入金の減少) 、前者は当期の為替差損益 (為替レートの変動)として、後者は決済日に向かって発生する差額として、一旦この場合は前受収益として計上します。そして、決算日にこの前受収益を予約日から決済日の期間で按分して、当期分を為替差損益とします。具体的には14年2月1日から14年6月30日は5ヶ月なので5分の2=240,000 x 2/5=96,000を為替差損益として前受収益から振替えます。 そして、決済日の処理ですが、借入金は当然予約レート x 80,000ドル=@120 x 80,000ドル=9,600,000円で決済されます。また、決算日に振替えた前受収益の残り240,000 x 3/5=144,000を為替差損益に振替えます。 なお、、利息の計上は当日の直物レートで行います。 以上の計算の流れは定型的なものになっています。 独立処理の計算問題は、ヤフー知恵袋の質問に最近回答しています。 前後しますが、この振当処理は予約によって債権債務が確定する状況を単純明快に表現した会計処理だと考えられます。債権債務が確定すればその後のレート変動は考慮する必要がないでしょう。

  • こんばんは。会計士試験一次試験合格者です。 為替予約の問題に関しては「なぜ?」という気持ちを少しおさえて仕訳の暗記に努めた方がいいです^^; 取引の背景を理解しても問題は解けません。。。 まず、原則処理である独立処理は、債権債務(直物レート換算)と、為替予約(先物レート換算)を別々に行い、それぞれで生じた損益を合算して期間損益を求めます。 (先物レートがどういうメカニズムで決定されるのか?など、突っ込んだことは気にしなくていいです。為替予約は先物レートで換算する!ってことだけ頭に叩き込んでください) 一方の振当処理は容認処理です。振当処理は将来に生じるキャッシュフローが固定的に生じる場合に認められるため、時間評価が要求される有価証券などには使用することはできません。 振当処理は、取引時の直物レートと予約時の直物レートの差である直々差額を為替差損益として処理し、予約時の直物レートと予約時の先物レートとの差を直先差額として期間按分し、当期に該当するものは為替差損益、翌期以降に該当するものは(長期)前払費用or前受収益として処理します。 ここまで全て機械的に処理しています。私も為替予約に関しては細かいことはわかりません笑 数直線を書いて、当期の損益や期末時点の債権債務の金額、前払費用or前受収益の金額等を算定できるようになれればもう完璧だと思います。

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