こんにちは。 相談者さんが警察教練のどこまでを知っているのかわかりませんが、警察部隊全員の命に関わるレベルで重要ですよ。 機動隊に異動しなくても警察署単位で抱えている二機動部隊は警察官誰でも任命され得ますしね。 何故細かい所作から、大きな部隊展開まで、動きをピッタリ合わせて行動することが重要なのか?は警察学校の教練の授業でも教えられますしね。 これは過去の学生運動や革命運動が活発な時代から学び、特に強化されている部分です。 一人が数センチでもズレているとそこが重点的に狙われ、そこから崩されて部隊が皆殺しに遭い、全滅する危険が拡大するからです。 「このご時世、学生運動なんてないじゃん。」 と言う人もいますが、学生運動に限らず拳銃事案や大規模規制などでもこれは活用される重要なことです。 一般の人が知らないだけで拳銃使用の犯罪は全国的に結構頻繁に発生していますしね。 もしも、教練と言うのが入門部分の装備品点検程度のことを指しているなら、 実際の現場で活用する場面は少ないです。 現場で使う機会が少ないと言っても不要と限りませんよね。 だって警察学校はそのようなことを一切したことがない人を訓練する場なのですから。 当然簡単な動きから合わせる練習が必要です。 複数の人間で動きを合わせる練習の入門編としてはとても重要です。 それに全く使えないわけでもありません。 警棒・手錠・拳銃の抜き差しをスムーズに行う所作でもあるので、活用場面はあります。 特に警棒なんて素人が練習もせずにやったら抜き差しすらまともにできませんからね。 抜くのが素早くできなければ攻撃を受けますし、シッカリと差せなければ抜け落ちます。 個人的には教練よりも柔剣道の武道訓練の方が無駄だと思います。 武道は現場では使えませんので、単なる精神訓練が主だと思います。 私は柔道兼逮捕術の警察術科指導員の経験もありますが、そう思います。 もしも頻繁に現場で柔道の技術を使う警察官がいたら、そのうち捕まると思います。 路上で使うには殺してしまう恐れがあるほど威力が強すぎて使い物になりません。 現場で使える格闘技術は逮捕術、つまり武術くらいです。 あくまでも私個人の意見が大部分を占めているので参考程度で。 お邪魔しました。
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