宅地建物取引士は、宅建士証の交付を受けて、初めて「宅地建物取引士」 と名乗れ、名刺にも書けますが、たとえば合格の段階で…

Question

宅地建物取引士は、宅建士証の交付を受けて、初めて「宅地建物取引士」
と名乗れ、名刺にも書けますが、たとえば合格の段階でも「合格者」と
名乗り、名刺に書くことができるのでしょうか？

Answer 1

＞合格の段階でも「合格者」と名乗り、名刺に書くことができるのでしょうか？

書くことはできますよ。名刺に「平成〇〇年宅建試験合格」と書いても、法律に触れるわけではありませんから。

でも、もしそんな名刺を出されたら、こちらはどう反応したらいいですかね？

たとえば、もし「平成〇〇年 二級建築士 学科試験合格」なんていう名刺を出されたら、あなたならどうしますか？→つい、「建築士の資格を持っていらっしゃるのですか？」と尋ねたくなりませんか？

建築士になるには「学科試験に合格」するだけじゃなく、「図面の試験」も合格しなくちゃダメでしょ？→それなのに、「学科試験には合格しました」なんて名刺を出されても、（それがどーしたの？肝心の建築士の資格はあるの？）って思いますよ。

同じように、「平成〇〇年宅建試験合格」なんていう名刺をもらっても、（それがどーしたの？宅建士の資格はあるの？）…としか思いませんよ。

就職活動をしている人が、履歴書に「平成〇〇年宅建試験合格」と書くのは全然問題ないです（むしろ、有用性をアピールすることができるので、書いたほうが良いでしょう）。

でも、社会人が、名刺に「平成〇〇年宅建試験合格」と書いたら、（この人、世間の一般常識がないのかな？）と疑われるだけでしょうね（笑）。

Answer 2

書けますよ。
登録はしていないけど、資格者です。

私たち関係者が見ると、受かっただけの実務ゼロの素人さん、となりますが。

Answer 3

名刺に書くなんて・・・そんな人見たことない・・・

Answer 4

書いてはいけないわけじゃありませんが、書く意義がありませんね。合格しただけでは、何の資格者でもありませんから使い道がありません。

宅建に合格したことを自らの名刺に記載して自己主張なんてするような人は、どこかおかしな人なんじゃないかと疑われてマイナス効果になるだけです。

それに不動産に詳しい人ならともかく一般の人は宅建士がどんな資格なのかすらほとんどの人が知りません。どれほどの資格なのかも知らない資格試験に合格したことを主張されても、どう反応して良いか、褒めてほしいのかと、その意図を測りかねて、扱いに困るでしょうね。私ならこういうひとには近づかないに限ると敬遠します。