甲冑で武装したサムライが、着物+日本刀の戦闘員に負けることはあったんですか。

Question

甲冑で武装したサムライが、着物+日本刀の戦闘員に負けることはあったんですか。ヒストリエやあずみで、逃亡奴隷や山賊やかぶき者が鎧来ていないのに完全武装の武士や戦士に次々に打ち勝っている描写があります。
あれはマンガだからなんでしょうか？それとも実力差があればあり得たことですか？

Answer 1

いや、流石に普段着と日本刀程度の武装で、甲冑(戦国時代なら具足)装備の武者は倒せないから。

落ち武者狩りなどで地元農民が落ち武者をかったりできたのは、一つは「農民たちが槍を使った」からでしょう。落ち武者では槍は嵩張りますから、まず捨てます。そうなると刀で農民の槍に対抗せねばならないので、圧倒的不利となりますね。

刀で具足武者を倒すとなると、まず武者の隙を見て具足の隙間から刀を突き入れることになります。こんな戦闘をしていては「次から次へ」討ち倒すことはまず不可能で、刀を突き入れて抜くまでに他の武士に背中を斬られて終わりです。

先の回答にある長州征伐では長州側は「洋風兵装」つまり、ゲヴェール銃などを装備していたためで、連射性能や射程の面で幕軍の火器を上回っていたからです。

Answer 2

史実では幕末の第二次長州征伐で、戦国時代のままの鎧甲冑の幕府軍の兵が、軽装洋式武装の長州軍に敗れましたけど。

甲冑と言っても全身くまなく覆ってる訳じゃないですし、頸を掻き切ったり、脇差で一突きすれば負けることもあるでしょう。

その人物の錬度や度量次第とも言えますが。