解決済み
大学卒業後の教員免許取得方法について。 今度、大学4年生になる都内の私立大学に通っている者です。 私の学部では卒業と同時に保、幼、小の免許が取得できるのですが授業を通して様々なことを学ぶうちに将来は英語教師になりたいと思い、大学卒業後に中高の英語免許を取得したいと思っています。 今通っている大学では中高の免許は取得できないので、大学卒業後に教育職員免許取得プログラムのある大学に進学しようと考えていたのですが、いろいろと調べていく上で通信で取得できることを知り、 通信で取得するか、院で取得するのどちらがよいか迷い始めました。 お手数ですがアドバイスお願いいたします。 *介護等実習と幼稚園実習と保育実習は全て卒業と同時に終える予定です。
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>院で取得する ☆教員免許の場合 ・4大で修得した単位は、1種免許の単位として使うことを許可する。 ・大学院で修得した単位は、専修免許の単位として使うことを許可するが、 1種免許の単位として使うことは認めない。 ・専修免許を取得するには、同系列の1種免許の単位を全て修得済みであること。 (例1)中学英語専修免許を取得するには、 中学英語1種免許の単位を全て修得している必要があります。 (例2)幼稚園専修免許を取得するには、 幼稚園1種免許の単位を全て修得している必要があります。 ・・・となっています。 ☆また、 教育職員免許法施行規則第20条では、 簡単に書くと、 「中学免許取得に必要な教職科目・教科科目・教科教職科目の単位は、 卒業する時に中学免許を取得できる学部・学科・専攻で履修し、単位修得すること」 「高校免許取得に必要な教職科目・教科科目・教科教職科目の単位は、 卒業する時に高校免許を取得できる学部・学科・専攻で履修し、単位修得すること」 ・・・となっています。 ※そのため、幼稚園免許や小学校免許だけしか取得できない学部・学科・専攻で修得した単位のうち、 中学免許や高校免許の単位としても、共通で使えるのは、 原則としては、 日本国憲法・英語・体育理論・体育実技・情報処理・介護等体験の6科目のみとなり、 それ以外の教職科目・教科科目・教科教職科目や中学校教育実習は、 中学免許や高校免許を取得できる学部・学科・専攻(通信制を含む)で、 全て再履修し、単位を全て取り直す必要があるため、 ほぼ0からの再スタートとなります。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/1286948.htm http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/index.htm http://www.uce.or.jp/license/ →そのため、例えば、 大学院入学後に、履修・単位修得を開始して、 中学と高校の英語専修免許を取得する場合は、 ・大学院修了&英語専修免許取得に必要な32単位(修士論文を含む) ・大学院の付属大学など、4年制大学での履修・単位修得が必要な、 英語1種免許取得に必要な59単位(中学または高校での教育実習を含む) ・・・以上の、 合計91単位を、 大学院での履修・単位修得と、4大での履修・単位修得により、 それぞれ別々に、単位をとって揃える必要があります。 →ただし、例えば、 A大学院「大学院生の、大学の科目の履修登録は、 大学院での研究や修士論文作成に支障がでない範囲で、 何科目・何単位でも許可しています」 B大学院「大学院生の、大学の科目の履修登録は、 大学院での研究や修士論文作成に支障がでない範囲で、 教育実習・教職実践演習・介護等体験など、実習科目・実技科目・演習科目・実験科目を除き、 講義科目のみ、1年間につき、最大5科目10単位まで許可しています」 C大学院「大学院での研究や修士論文作成に、全力を注いでいただきたいと考えておりますので、 大学院生の、大学の科目の履修登録は、一切認めておりません」 ・・・といった感じで、 対応が、てんでバラバラです。 ☆また、 大学院によっては、 (例)「本大学院で、高校英語専修免許を取得できるのは、 すでに大学の時に、高校英語1種免許を取得された方のみです。 高校英語1種免許をお持ちでない方が、 本大学院入学後に、履修・単位修得して、 高校英語専修免許や高校英語1種免許を取得することは、 一切認めておりません」 ・・・といった、 取得制限・履修制限をしている場合もあります。 →そのため、 大学院に進学し、がんばって、無事に大学院を修了(卒業)できたけど、 結局、英語免許は、とれませんでした。 ・・・という、 大変悲しい結末になってしまう場合も、 ありえます。 →ですから、 必ず、あらかじめ、 進学希望の大学院の教務部に電話するなどして、 「1種免許は、持っていないのですが、 大学院入学後に履修して、取得できますか?」 ・・・と、 しっかり確認しておいたほうが無難です。 ☆上記のAタイプの大学院に進学する場合であっても、 例えば、 木曜5限に、 英語専修免許を取得するのに必要な、大学院1年の「英語学特論」 英語1種免許を取得するのに必要な、大学3年の「英語科教育法Ⅲ」 英語1種免許を取得するのに必要な、大学2年の「英会話コミュニケーション演習」 英語1種免許を取得するのに必要な、大学1年の「英米文学概論」 ・・・が、4つ重なってて、 どれか1科目しか履修できない! ・・・といったことが起きてしまった場合は、 英語免許を取得できるまで、修士課程で留年して4年以上かかる場合もあります。 →大学の時間割や、大学院の時間割は、 毎年、変わりますから、 3年で取得できるか・4~5年かかるか。は、 実際に、大学院に入学して、時間割を見てみないと、 誰にもわかりません。 >通信で取得するか、 ☆通信制大学の場合、 通信教材科目とスクーリング科目の2タイプがあります。 ・通信教材科目 通信制大学から、 テキストとレポート課題集 (例)「これからの教師に求められる役割について、2000文字程度で説明して下さい」 ・・・が送られてきますので、 テキストや町の図書館などで借りてきた本などを参考にし、 レポートを書いて、通信制大学へ郵送します。 各科目の担当教員がチェックし、 不合格の場合は、書き直して再提出。 合格の場合は、日曜日などに、通信制大学のキャンパスなどへ行き、 単位修得試験(通学の大学の定期試験のようなもの)を受験し、 不合格の場合は、後日、次の試験日に再受験。 合格の場合は、通信教材科目の単位を修得することができます。 ・スクーリング科目 夏・冬・春休みなどに、 通信制大学のキャンパスなどへ行き、 1科目につき3~5日間程度実施される授業(スクーリング)に参加する。 というタイプの科目です。 →しかし、 通信制大学の場合、 当然ですが、通信教材科目のほうが圧倒的に多いので、 (例) 「4月15日~19日までで、英米文学概論のレポートを仕上げて、 4月20日~24日までで、英語学概論のレポートを仕上げて、 4月25日~29日までで、英語科教育法Ⅳのレポートを仕上げて、 4月30日~5月3日までで、異文化理解概説のレポートを仕上げよう!」 ・・・と、 自分なりの、かなり細かい具体的な学習計画を立てて、 その計画通りに、きちっとしっかりやれる人なら大丈夫ですが、 (例) 「今日は、親に、家の大掃除を手伝わされて、クッタクタ。 もう眠いし、 レポート書くのは、明日でいいや!」 ・・・・と、 ズルズルやってしまうタイプの人だと →結局、 「翌年の授業料の支払い用紙が、通信制大学から送られてきちゃった・・・。 まだレポート1つも提出してないのに、 もう1年過ぎちゃったんだ・・・。 3年次編入し、4年留年して、今5回目の通信制大学4年生やってて、 合計6年間、通信制大学で勉強したけど、まだたったの26単位しかとれてないし、 英語免許取得に必要な59単位がとれるのは、このままじゃ、いつになるか・何年先になるか、全然わかんないし、 翌年の授業料、支払うの、もったいないし、 いっそのこと、中退しちゃおっかな」 ・・・といったことに、 なりかねません。
結論的には、中高教員は、お辞めになることです。 あなたは、なぜ小学校教員を目指さないのですか? 私から見れば、正気の沙汰とは思えません。 なぜか?と言いますと、中高共に、英語教員採用試験に合格することは、夢のまた夢です。 確率から言うと、絶望的と言っても過言ではありません。 このようなことを言うと、 「嘘を言うな!いくら難関でも、合格する者は合格するだろう!」 と言う声が聞こえてきそうです。 その通りです、東大京大生ほどの頭なら、合格できるでしょう。 それほど、中高英語、国語、社会科とは、難関なのです。 学校現場の厳しさを知らない人は、夢を持ちます。 しかし、学校現場は、厳しいですよ。 非正規雇用の常勤講師が、満タンです。 そして、毎年、教員採用試験を受け続けています。 そして、30歳を迎える人もいます。 悲劇と言わざるを得ません。 あなたは、せっかく小学校免許を取得できるのですから、合格し易い小学校を目指してください。 労働環境から見ても、小学校は天国です。 公立中学校など、地獄です。 体育系部活顧問になると、年中無休です。 特に、新採は、全員体育系顧問を押し付けられます。 大坂では、 「週一日は、部活を辞めよう」とか、 「週一日は、夜7時に、学校を出よう」 と、教委自ら叫んでいます。 と言うことは、それほどひどい労働条件だということです。 中学校の先生は、一か月の時間外労働が、過労死限度の100時間の先生など、満タンいますよ。 大阪では、300人に達しています。 (この辺りの真相は、このネットで検索ください。) とにかく、小学校教員を目指した、初志を思い出してください。
はっきり言ってどちらもお勧めしづらい状態だと思います。 と言うのも、そもそも大学で取る教員免許と大学院で取る教員免許は別の物です。 教員免許は大学で取る「1種免許」と、短大や専門学校などで取る「2種免許」、大学院で取る「専修免許」と言う物があります。 専修免許は校長などの管理職向けの免許で、1種免許が一般的な免許、2種免許は平社員限定の免許と思って貰えればイメージがしやすいと思います。 この関係で、大学院で免許を取ろうとすると、"1種免許を持っている人が専修免許を取る為"って言うのが一般的な話しになります。 大学院でいきなり専修免許を取る事は不可能に近いです。 と言うのも仮に中学の免許を例にすると、2種は35単位、1種は59単位、専修は83単位で取る事が出来ます。 大学で1種を取っている人は59単位が取れている訳なので、83-59=24単位で専修免許が取れます。 ちなみに大学院って言うのは2年間で最低32単位が取れれば修了なので、32単位中24単位を免許用の勉強で過ごせば良い1種免許保持者がチャレンジする場合と、83単位全部を取ろうとする初めて目指す人とでは難易度に格段の差が有ります。 単純計算で2年で32単位で修了な訳なので、83単位って言うと5年分くらいですよね。留年を何度もしない限り数字上は困難な感じになると思います。 また通信で取る場合にも微妙な部分があります。 実習などはあくまで幼稚園や小学校用です。 中学や高校用には別途教育実習が必要です。 このため通信でやっていても、最後には実習になります。 この実習がポイントで、仮に大学卒業後に就職してしまっていると、教育実習にいけません。 このため退職する事になります。 だからと言って就職しないで無職で過ごすって言うのも難しいでしょう。 と言うわけで通信制の場合には普段の生活と実習をどうするのかって言う事がポイントになって来ます。 難易度で言えば大学院よりは通信制だと思います。 ただ悩ましい部分があるので色々検討して貰いたい所はありますよ。 その辺も踏まえて貰って、色々検討して見て下さいね。
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