日本はOECD主要諸国13カ国の中でも最低の労働後進国です。韓国を除けば、過労死やサービス残業はほとんど存在しませんし、ホワイトカラーの付き合い残業もありません。ですから、年休が取りづらい国もありませんし、先進国の年休取得率は70%と日本の2倍以上です。
どこかで国民が目覚めて労働先進国に近づく必要があります。中高校でも労働問題をあえて教えないようにし、マスコミも大きく取り上げようとしないのが現状です。若者層は保守化し、非正規で結婚もできない貧困層が拡大してもデモも起こりません。将来、労働後進国を返上するのは容易ではないと思います。