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航空機のパイロットになるには何が得意であるべきですか?

航空機のパイロットになるには何が得意であるべきですか?出来れば現役のパイロットの方にもお答えて頂けると光栄です。 今、自分自身将来何がしたいのか、自分の将来に何が期待できるのか分からなくなっているところです。皆さんの回答を参考にできたらなと思っています。

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知恵袋ユーザーさん

回答(9件)

  • ベストアンサー

    長文になってしまいましたが、時間があれば読んでください。 現役パイロットではありませんし、元エアラインパイロットであったというわけでもない小型機専門のパイロットで、現在60歳になってしまった者です。 今から30年前に、アメリカのロサンゼルスにあるセスナパイロットセンターで学科専門の教官をしていたものです。アメリカでは、教官は飛行教官と学科教官(地上教官)の2種類があり、私は、学科教官の方で、日本人とアメリカ人に自家用操縦士と事業用操縦士の学科の勉強とフライトシミュレータによる計器飛行の訓練を行っていた実績があります。 私の生徒第一号は、現在、JAL Expressに入社して、B-737の機長になっています。 余談ですが、セスナを操縦できないペルー空軍のミグ戦闘機のパイロットやアメリカン航空のB-747の機長さんにセスナの操縦を教えたこともあります。 学科教官の立場から言わせてもらうと、英語はただの飛行機の操縦をマスターするための道具に過ぎず、英語ができるからと言って、パイロットになれるわけではありません。英語ができるだけでパイロットになれるなら、アメリカ人やイギリス人は誰でもパイロットになれるし、幼少期を英語圏で過ごした帰国子女も誰でもパイロット になれるということになってしまいます。 学科試験ひとつにおいても、アメリカ人は、学科試験を1回で合格する人は少ないです。普通のアメリカ人は英語ができるのに2~3回受けないと学科試験に合格しません。対して、日本人は、英語ができないのに、ほとんどの人が1回目で100点満点で合格してしまいます。簡単に言えば、日本人は良く勉強するが、アメリカ人は勉強しないからです。(英語の実力とは関係ないということです) 管制塔との航空無線通信においても、アメリカ人であっても、はじめは全く理解できません。ただし、やはり英語がネイチブなので、理解するスピードは日本人より早いですが。 もちろん、パイロットの訓練はほとんどの場合、アメリカなどの英語圏で行われ、学科試験や教科書もすべて英語ですし、担当の飛行教官は日本人であっても、各シラバス毎の終了試験はアメリカ人のチーフパイロット(インストラクター)によって行われるし、実技試験や口述試験もアメリカ人の試験官なので、もちろん全て英語です。 ただし、英語の実力というものは、500ページに及ぶ教科書を辞書を引きながら一生懸命翻訳しながら勉強していく内に身についてくるし自信も付いてきますので、恐れることはありません。英語の実力は、英検の準1級程度か2級程度でどうにかなります。 一般的な学力の方は、自社養成を受けるなら、早稲田大学か慶応大学に合格するレベルで十分です。もちろん、それ以下のレベルの大学の人でも合格していますので安心してください。 また、自社養成試験は、一生に1度しか受験できないので、滑り止めとして公務員試験に合格するように勉強していれば、万が一、自社養成に失敗しても公務員としての道を歩むことができます。要は、早稲田・慶応、公務員試験合格が学力の基準です。 航空身体検査の方は、早いうちに航空医のいる病院に行って航空身体検査を受けるとパイロットになれる体かどうか早期に判明できます。もし、悪いところがあっても、受験するまでに治るような病気や怪我であれば、直しておきましょう。ひどいことを言うようですが、薬物治療や手術しても治らない病気がある場合は、パイロットは諦めるしかありません。それがパイロットというものです。虫歯1本でも引っ掛かります。(虫歯は治療可能ですネ) 性格の方は、喧嘩早い人は戦闘機のパイロット向きで、気の長い人は旅客機のパイロット向きです。 適正の方は何とも言えませんが、先の回答者様が言っているような「パイロットは、はったり八分に嘘が二分だ!」という話は、私には理解できません。 私は、嘘やはったりで、事故を起こしたり、墜落して死亡した訓練生を何名も知っています。 たとえ、2人乗りのセスナの訓練機であっても、操縦かんを握っている限り、安全運航に責任があります。教官に責任を負わせるような訓練生はまともなパイロットにはなれません。訓練生のときから、自分が機長だと思って訓練を受けていないと操縦技術も向上しません。 実際にあった事故の例: ①同乗教育でフライトする前に飛行教官に「燃料を入れたか」と聞かれて、入れもしていないのに「入れました」と嘘をついて燃料切れで墜落した訓練生。 ②天候が悪いのに無理矢理飛んで、山に激突して死んだ訓練生。 ③ゴーアラウンドの訓練で教官の指示を無視して、その通りに操作しなかったために、離陸に失敗してオーバーランした訓練生。 上記の事故は、私の在職中にロサンゼルスで日本人が起こした事故です。 パイロット(訓練生)は、「すなお」でないといけないと思います。教官の意見や指示を無視して、「飛行機のことは自分の方がよく知ってるんだ」というような人は、命を落とします。自分一人が死ぬだけならいいですが、同乗訓練中は教官も乗っています。更にはエアラインパイロットになった暁には、大勢の乗客があなたの後ろに乗っています。 今現在、日本の空を「嘘とはったり」で飛んでいるパイロットが少なくとも2名いるんでしょうかね?自衛隊のパイロットなら機を放棄して脱出すればいいだけかもしれませんが、民間パイロットの場合は??? また、パイロットになるためには、「空を飛びたい」という強い意志が必要です。 また、多少の勇気も必要です。アメリカの場合は、14~16時間で単独飛行に出されますが、このわずかな訓練時間でたった一人で飛行機を操縦するには、多少の恐怖心がありますが、その恐怖心は「空を飛びたい」という強い意志で払拭されます。 やはり、「空を飛びたい」とか「パイロットになりたい」という強い意志がないとセスナのような小さな飛行機でも免許を取って操縦することはできません。 強い意志がないと500ページにおよぶ英語の教科書を最後まで読んで理解することもできないでしょう。 Good-Luck!

    なるほど:3

  • 正直に言って申し訳ないけれど あなたには向かないと思います 熱意を感じないし 「無理かもな」と思う人には勤まりません パイロットが諦めたら全てが終わりで大惨事です 丁度ハドソン川の奇跡という映画が公開されるので ご覧になったらいかがでしょう 離陸直後に全てのエンジンが停止した飛行機を ハドソン川に着水させた機長が何を考えて 何をしたのかとても興味があります 何万時間も飛んだ機長と同じことは考えられないでしょうけど パイロットの世界に足を突っ込む覚悟があるなら もう少し熱意を持って頑張って見てください

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    なるほど:1

  • ネットにたむろしているどこの誰とも解らないヤカラの嘘かもしれない意見に人生を賭けるというバカな事をしない、、という事かなあ。 自分のチカラだけで物事を調べることが得意になる事かなあ。

    なるほど:1

    知恵袋ユーザーさん

  • (遥かに昔・・・・) 自分の将来について色々と思い詰めたりして、選択肢を狭めない方が宜しいですよ。 世の中には、数えきれない程の職業が存在します。 子供の頃から夢にしていた職業に従事してみたら、想っていたのと大きく違っていて、ガックリしたってことも有りますし、その逆(嫌だと思っていた職業が、自分には天職であった)も有ります。 従って、パイロットも貴方の選択肢の一つだ・・・くらいに捉え、気軽(気楽)に応募されたら如何? パイロットには不合格となり、全く異なる職業に励んだら、社会人として大成功された方も多いですよ。 大体、10代や20代で自分の天職の特定が出来る(死ぬ時に、自分の選択が間違っていなかったと思えるってこと)人なんて、殆ど居ないでしょう。 パイロットって、所詮は「川渡し人足」や「駕籠かき」の現代版ですから、余り期待しない方が良いですね。

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