かつてスタジオジブリに貼ってあった「去ってほしい社員の条件」の貼り紙だそうですが、若いころ組合活動に熱心だった宮崎と高畑…

Question

かつてスタジオジブリに貼ってあった「去ってほしい社員の条件」の貼り紙だそうですが、若いころ組合活動に熱心だった宮崎と高畑がなぜこのようなブラック企業のようなことを言い出すのですか？

Answer 1

表層的には…
僕らは何も持ってなかったけれど、夢があり、理想があり、燃えていた。まぎれもなくあの日々が僕らの学び舎であり青春だったのだ

と言ってますからねえ。子ども達のためにいいものを作りたいと夜を徹して語り合うこともない、志を持たないデモシカアニメータは去れ。サラリ万太郎にやる給料はここにはない。ジブリをなめるな！というところでしょう。

深層的には…
「宮崎と鈴木の独裁に媚び諂う、『生ける屍の無気力ロボット』にならなければ居られない『ブラック企業』」なのですから、若き日の宮崎、高畑、大塚、小田部なら間違いなく生ける屍になって張り紙の全項目を満たすわけです。「自分達の利権を脅かす若き野心に燃えた奴は出て行け」ということなのでしょう。

「ああ、そういうこともあったかな。しかし今はもうどうでもいいから、頼むからこれ以上邪魔をしないでくれ」（星新一のショートショート）という心境では。

Answer 2

あなたの給料はどれくらいでしょう？
あなたがもし会社の経営者だっとしましょう。
自分の会社を大きくしたいが一人では実現しない。
そこで、社員を募集し一緒に働くと。

一人の給料分を稼ぎ出すこと自体簡単なことじゃありません。
当然、会社を回すためには人件費だけが出費ではないので、
より多くの利益をあげないといけません。

そんな自分の会社の社員が、のらりくらりしてたり、
たいした働かないのに文句しかいわないとかでも
大歓迎ですか？

何でもかんでもブラックというのはいささか考えものだと思います。
義務を果たし、その対価のバランスがおかしい時に初めてどうかしているという話になるわけですね。

Answer 3

世界中のどんな会社だって、こんな社員は去って欲しいと思っているよ。
だって、こういう人を雇いたくないから入社試験で面接するんじゃないの？
これをブラック企業だとかいう人は、どこの会社に入っても嫌がられると思います。

Answer 4

うーん、あんまり大っぴらには言えない時代なんだけど、今時すぐにブラック企業ってなっちゃうんですよね。
30分残業しただけで会社に親が殴り込んできた新入社員がいました。
無理するのは良くないけど、目標を達成させるために情熱を燃やす事は間違っているのだろうか。