学生です。明日はじめての就職面接があります。とてもとても緊張しています。

Question

学生です。明日はじめての就職面接があります。とてもとても緊張しています。皆さんの就職面接の経験からして、面接で気を付けた方がいい事や心がけた方がいい事、面接直前に確認した方がいいことなどがあれば教えて下さい。

ホテルのサービススタッフの選考会なのですが、参考までになんとなく出そうな質問とかどういう所を見ているなどもよかったら教えて下さい。

Answer 1

1.緊張するのは当たり前です。無理に「緊張したらダメだ」などと思うと却ってドツボにはまることもありますからね。少々の緊張は、むしろ好感を持たれることも多いということを正しく認識しておくことです。
良い意味で「開き直る」ことが重要です。

2.面接時に「何を聞かれるか」とか「会社がどういう人材を求めているか」というのはそれぞれの会社によるので分かりません。
これには唯一の絶対的正解はない、と思ってください。
予め「想定問答集」のようなもので対策すること自体は構いませんが、あまりにガチガチに準備してしまうと、想定外の質問が出た時に頭が真っ白になって、おかしなことを口走る原因になりがちです。
面接時の質問は、「全てを事前に対策しておこう」などと考えない方がいいと思います。
ただし、これは必ずしも「行き当たりばったりで行け」という意味ではないですからね。準備することは構いませんし、ある程度までは必須だと思いますが、全ての想定質問を網羅することは出来ない以上、臨機応変に対処できるようにしておくことが重要です。
なお、志望動機とか、将来その会社でやりたいこと（希望）、自身の強み等については、事前にしっかりと用意しておくこと。ここを具体的に語ることができるだけで、他の競争相手と差別化が出来ますからね。特に志望動機は入念に準備しておくことです。抽象的な文言を並べ立て、雰囲気だけで乗り切ろうとするのが大半ですからね。だからこそ、ここで徹底的に具体的に、かつ熱意を持ってしっかりアピールできれば、志望動機だけでも面接官に印象を強く残せます。
抽象論に逃げるのが最も易しいのですが、これではダメですよ。キーワードは「徹底して具体的に」です。

3.心がけるべきは、まず当然の常識ですが「身だしなみ」です。
清潔感のない人はマイナス評価になります。ヨレヨレのスーツとか、ワイシャツの袖口が黒く汚れている、靴に泥汚れが付いている、爪が長い、寝癖がついている、なんていうのは当たり前のことですが問題外ですからね。

4.面接時に、声が小さいのも印象が最悪です。緊張することは構いませんが、ボソボソと喋るのは最低最悪ですよ。必ずハキハキと、大きい声で答えること。
同じく、姿勢が悪いのも印象が悪い。猫背とかは当然ダメですからね。座る際も、背筋をピンと伸ばして腰掛けること。

5.少々なら話す際に手振り・身振りを入れてもいいでしょう。というより、手振り身振りは「適切な程度であれば」積極的に入れるべきです（過剰なのはダメですよ）。

6.言葉遣い含めて、誠心誠意をもって答えること。
もし答えられない内容があれば、無理に誤魔化したりするのは最悪ですから、正直に「存じ上げません」等、絶対に嘘偽りを言わないこと（当たり前のことですね）。

7.表情も重要です。柔らかい笑顔を常に心がけておくこと。
緊張すると表情が強張りますが、ある程度までは仕方ありません。しかし、面接官に対する印象は、顔の表情などは特に侮れないものです。できる限り「笑顔」を絶やさないようにしてください。
なお、笑顔と言っても「極度に歯を出すような笑顔」は控えること。基本は、静かな「微笑み」程度の笑顔ですよ。

8.一般には、面接時には「部屋に入るところから見られている」ものです。
バタバタと足音をたてて歩いたり、緊張のあまり右手と右足が同時に出てしまうような歩き方をしたり、というのも印象がよくない。
入室時は意識していても、面接が終わって退出する際に気が緩んでしまう人がいますからね。
最後まで気を抜かないこと。

以上、あまり細かなことまで過度に意識し過ぎると、それこそ緊張してしまうものですが、面接というのは僅か数分～数十分ということが大半です。
そんな短い時間内で応募者を見極め、ふるいにかけようとするのですから、日常的な観点からは取るに足らないような些細な点にも加重をかけて評価されてしまうことも有り得ます。
つまらぬことでマイナス評価されるのは面白くないので、面接官に揚げ足を取られるような言動は慎むことが肝要です。