解決済み
ISO(品質・環境)マネジメントシステムの構築について質問です。 現在、ISO事務局をしております。(取得時の専任者から交代で3年目です) 弊社は品質と環境の両方を取得していますが、諸々障害があり統合審査は受けていません(別々です)。 今回2015年度版に移行するにあたっては、工数不足(基本私一人)の為、大幅に会社のシステム 変更するのは移行期日を考えると厳しいので、本意ではないですが現状のマニュアル、規定類を新規格に合わせて改訂中です。(これでもキツイですけど) そこで質問です。最終的にはISOの為だけの書類・しくみを無くしてしまいたいと考えています。 現状、環境は12月~11月が1年(自社の年度)、品質は客先に合わせて4月~3月が 1年となっており、尚且つ品質は客先限定(取得を要請してきた客先の部品のみ適用範囲)です。 このため、上述した統合審査に出来ていません。 また多分に漏れず、ISO審査の為のしくみと書類にまみれて、尚且つ形骸化し、事務局任せに なっている(いた)という状態です。少しずつ是正はしてきてますが、根本がダメです。 2015年版移行審査後に、腰を据えて本来あるべき姿にしたいと考えています。 内容は以下の通りです。 ・品質の客先限定を無くす(これは社長了承済み)。 ・1年の活動を環境と合せ自社の年度での活動にする(12月~1月)。 ・品質・環境の目標を、会社・部・課方針と直結させる(現状はISOの為の目標)。 ・マニュアルを廃止する。 ・規定類は実業務で必要なもののみ残す(ISOの為だけの規定は廃止) ・ISOの為の会議(月々とマネジメントレビュー)の社内従来会議への置き換え ・統合審査受審 とした場合、あとは規格要求事項(何々を特定する事etc)と、文書化した情報として 謳われているものと同等の書類の維持だけにして、PDCAを回せば良いというニュアンス でしょうか? ざっくりですが、こうした方が良いよとかアドバイスがあれば御助言頂きたく。 よろしくお願いいたします。
追加で。 1.力量評価は評価表で1回/年評価しているのですが、これも無くし、各社内・社外教育の記録のみに してしまおうかと思っています。あとは、各現場でその仕事を任せている基準を説明出来ればいいかなと思ってますが、 如何でしょうか? 2.品質・環境目標を部・課方針と連動(というか置き換え)して従来からの方針管理表を少し変更し、これを実行計画書と置き 換えてしまおうと考えています。 実行計画書は毎月の進捗確認をしていましたが、方針管理は方針点検(2回/年)を実施していますが、 毎月進捗確認する(した)という事が必要でしょうか?個人的にありのままでいければと思っています。 3.部方針を決める時に各部で管理職以上集まって決めると思いますが、著しい環境側面もスコアリングはやめて、 この話合いの中で決めたいと考えています。 部門長は何が環境負荷が高いかとか認識している筈で、それが根拠で良いと他所で良く見掛けますが、 それで良いと思われますでしょうか?自分的には良いと思いますが、一応、審査員対応を考えた場合の最低限の事はやっておきたいので。 御教授頂きたく。よろしくお願いいたします。
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「内容は以下の通りです」で記述された通りで問題ありません。 当社はISO9001とISO14001両方を認証取得しており、同時に審査を受けています。以下、参考にしてください。 >・品質の客先限定を無くす(これは社長了承済み)。 全拠点、全部署、全製品が審査登録の対象です。 >・1年の活動を環境と合せ自社の年度での活動にする(12月~1月)。 当然です。当社は事業計画があるのみです。ISOの計画というものは一切ありません。 >・品質・環境の目標を、会社・部・課方針と直結させる(現状はISOの為の目標)。 これも当然です。品質目標とか環境目標とかはありません。事業目標だけがあります。 >・マニュアルを廃止する。 顧客から提出を求められることがあるので廃止していません。 ただし、マニュアルは顧客が見るための文書であり、自社の社員が見るものではないですし、見たことがない社員もたくさんいます。 >・規定類は実業務で必要なもののみ残す(ISOの為だけの規定は廃止) これも当然です。当社には実務に必要な文書と記録しかありません。 >・ISOの為の会議(月々とマネジメントレビュー)の社内従来会議への置き換え 当社では、マネジメントレビューとか内部監査とか称するイベントは一切ありません。役員会、部門や課などの会議、業務監査や部署ミーティングなどはあります。これらがマネジメントレビューであり、内部監査です。 >・統合審査受審 上記の通り実務しかないので、実務の内容をそのままで審査で見てもらっています。審査前の準備や事実の隠蔽などは一切しません。 審査員には、その結果を踏まえて各規格要求事項に適合しているかどうかを判定させています。 >あとは規格要求事項(何々を特定する事etc)と、文書化した情報として謳われているものと同等の書類の維持だけにして、PDCAを回せば良いというニュアンスでしょうか? 上記の通りで、それすら不要です。 規格要求事項に適合していることの確認は、審査員の仕事です。我々は実務の様子をありのまま見せるだけです。文書がないと審査できないような無能な審査員はクビにすれば(忌避すれば)いいのです。有能な審査員は、実務の現場を観察し、複数の作業者にインタビューし、それらを総合的に勘案して適合性を判断します。 また、PDCAを回していない会社など存在するはずがないので、とりたてて意識する必要などありません。 ポイントは次の2点です。 1) 不要なものを廃止するのは簡単。勇気と信念があればできること。 2) 審査員(審査機関)は業者に過ぎないと自覚する。マトモに審査できないなら、登録移転する。 ちなみに、当社ではISOのために仕事をしているわけではないので、規格に合わせるという概念がありません。よって、規格が改正されようが対応などしません。つまり、2015年版対応などしません。来年もそれ以降も、今のまま、ありのままで審査を受けます。 ISO事務局もありません。昔はあったのですが、実務しかしなくなったためにやることがなくなり、解散しました。
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