解決済み
変な話、何歳までに受かるなら医学部再受験で元が取れるのでしょうか?医者は金に拘らず、患者さんを助けたい、人の役に立ちたいそういう強い情熱からなるもんだ とはいうものの現実問題として「金」は大きく立ちはだかると思います。 20代~30代くらいまではかなりの数の再受験者がいるらしいですが逆に言えばそれだけの年齢から始めても元はとれるものなのでしょうか? ちゃんといえば、何歳までに医師免許を取れれば一般的なサラリーマンや職業者と比べても元が取れる、お得といえますか?
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srzgregeさん …何歳までに受かるなら医学部再受験で元が取れるのでしょうか?… 国立大学か私立大学かでも違いますが、一応国立大学という仮定にしておきます。 やり方次第だと思いますが、経済的な元はすぐ取れるのではないかと思います。 医学生修学資金を6年間で計1000万円貸与されたとすれば、国立大学6年分の学費はもちろん、教科書代など教育にかかる費用も全て含めてペイできるどころか、お釣りが来ます。 この制度を活用すれば、学費は事実上タダだということです。 生活費は何をしていても必ずかかりますから、計算から除外します。 サラリーマンをやっていて、年収が500万円だとしたら、大学に6年間行くことにより3000万円の収入減になります。だから、その3000万円減をどこかで挽回できれば、元が取れることになります(もっとも、無職浪人を1年やるか…とか、その間に予備校に行くか…とかの経費も関係して、3000万円減が4000万円減になったり、数字が幾らか変わってきますが)。 ちなみに、サラリーマンの平均年収は415万円ぐらいです。多い人なら1000万円以上でしょうが、少ない人なら200万円台でしょう。初期研修医でも400万〜500万円程度はもらえますし(ただし、病院によりかなりの差があります)(研修医の給料が月給5万円とか10万円しかもらえないなどという話は2003年頃までの話です)、医師になり数年経てば1000万円台に載ります。 仮に{サラリーマン500万円 VS 医師1000万円}という構図なら、6年で挽回できることになります。 {サラリーマン800万円 VS 医師1000万円}と少し医師側に不利に見積もっても、15年で挽回できます。この場合、45歳で医師になっても60歳で追い付くということです(あとは何歳まで働くか…です)。 厳密には、高所得ほど所得税や住民税が多くなりますから手取り金額で比較すべきですが、計算がややこしくなりますし、前提をどうするか(前提とは、予備校に行くのか?とか、何年無職浪人するのか?とか、初期研修医では給料の高い病院に就職するのか?とか、比較するサラリーマンの給料をいくらと見積もるのか?とか)により金額なんてかなり変動するものです。 だから、何歳までに医師になれば元が取れるかという数字をハッキリ決めることは無理な話です。 大雑把に、真ん中辺の数字で考えるなら、多分40〜45歳で医師になっても元は取れると思います。 現実的には、学生の無職の時の生活費をやりくりするだけの蓄えや、何か特別な高収入アルバイトが得られるとかがなければ、医学生修学資金だけでは生活を維持するのは厳しいですが…。
現在の医師の平均年収は約1144万とされています。 単純な数字の上では他職よりも有利な気がしますね。 細かく考えてみましょう。 医師が、他職種と大きく異なるのは、ほとんど退職金が得られないことです。 また医師は6年間+研修2年間を要しますから、他職種よりも実労年齢は4年間少ないわけです。 (浪人していれば、もっと少ない) 最終的に医学部と同学歴を得ることを想定すれば、高卒も含めた平均賃金と比較することには意味がありません。 平均賃金700万(地方公務員よりも、悪いレベル)の職業と比較してみましょう。 賃金700万の手取りは、550万。 卒業後60歳まで、就職から37年働いて、退職金が3000万だとすると… (給与と違い、低額の退職金には税金はかかりません。だから役人は天下る) 収支は2億3350万円となります。 次に医師の場合、 賃金1144万の場合、手取りは800万。 卒業後、研修期間中は厚生労働省発表の研修医賃金平均値が350万(手取り280万)が2年間 その後60歳まで33年働くとして、退職金はもらえないので‥ 収支は2億6960万。 35年で約3300万の差になります。 医師にならず働いた場合には6年間で丁度稼げる額ですね。 医学部に行かず働いた場合には、無駄な経費をかけなくて済むことを考えれば、ぴったりの6浪では、おそらく足がでますから、数字上、最大5浪が浪人して元が取れる限界になります。 もちろん長生きして働けば、もっとプラスになるかもしれません。 しかし、早死にすれば逆に損もあります。
私のまわりは再受験生が多いですが、元を取りたいというより、医者としてどうしても働きたいという気概が感じられる人が多いです。最受験って受かればいいですがリスクが伴うので、並大抵の気持ちではできないし、まず受からないと思います。 金銭面では何歳からでも元が取れると思いますが、医学部6年間の生活は勉強漬けの毎日で、はたしてそれがQOLの高い人生かはまた別です。医師になってからも忙しいです。 元を取ることばかりですが、やはりどこかで人の役に立ちたいというような綺麗事が言えないと、医学部に入るまでの受験勉強はできないと思います、バカバカしくて。
なるほど:1
医師はその仕事時間、拘束時間、肉体的精神的疲労、ストレスなどなどを考慮したら給与は割に合わないと思いますよ。 だから、金でいうなら元はとれません。
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