警察学校の教官は元々は警察官なのですか？教官の為のまた別の資格なのですか？どのように選ばれているのでしょうか？

Question

警察学校の教官は元々は警察官なのですか？教官の為のまた別の資格なのですか？どのように選ばれているのでしょうか？

補足

因みに 勤務体制は不規則だったりハードなのでしょうか？

Answer 1

元警察官ですが、答えられる範囲で。

>警察学校の教官は元々は警察官なのですか？

「警部補」「警部」「警視」の階級にある現職の警察官で、年齢に関しては30代～定年間近の人までさまざまです。
（私の担任教官だった警察官は、当時38歳の警部補でした。）
また、会計などを管理している総務課に関しては、警察事務職の職員が配置されています。

>教官の為のまた別の資格なのですか？どのように選ばれているのでしょうか？

前年度までの時点で「勤務実績が優秀」「専務警察に精通している」警察官の中から選考され、警察大学で教養を受けた後に教官になります。
けん銃・逮捕術・柔道・剣道の教官は、「過去に術科訓練生として指定されたこと」があり、上記の条件に合致した警察官が選ばれます。

>因みに 勤務体制は不規則だったりハードなのでしょうか？

基本的に土・日は休みなのですが、7～9日に1度、当直勤務を行います。
（ただし、4月・10月といった「採用後1か月間の外出禁止」時期は、ほぼ毎日出勤しています。）

仕事面に関してですが、いろいろな行事や書類面などで苦労することが多く、結構ハードだと思います。
（「教官になるまでは刑事課で勤務していたので、そのような経験をしたことがない」といった感じの人も多いので。）

Answer 2

警察学校の教官は元ではなく現職警察官です。
警察学校で教える教科に精通している経験を持つ人が人事部から任命されて異動し、教官となります。
異動により交番から教官になって、又交番に異動していく人もいます。
実技を伴う教科については、警察内に検定試験があり、昇任試験の基準であったり、パトカー運転のための資格であったりといろいろありますが、教官にはそれらの一番上の級を取得している必要があります。
また、ごく希に一般職と呼ばれる警察官以外の警察事務と呼ばれる方も教官として配属されることもあります