昔比叡山や興福寺にいた僧兵という職種は、喧嘩の強い荒くれものを雇った傭兵なのか、仏道修行に来たが成績が悪いか向いていない…

Question

昔比叡山や興福寺にいた僧兵という職種は、喧嘩の強い荒くれものを雇った傭兵なのか、仏道修行に来たが成績が悪いか向いていないと判断された小僧を配置転換？して養成したのか、あるいは、ある時は仏の正しい教え説き、ある時は武器を持って強訴に出る二面性を持っていた僧侶もいたのですか

Answer 1

学問・修行の他に寺内の運営実務にあたった僧侶身分で、衆徒（しゅと）呼ばれる人々が、寺院内の警備や管理運営などの実務なども扱い、中下級の貴族や武家・荘官などの出身者が多かったため、武術などの心得を持つものもあり、武装化して僧兵を構成したとのこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86%E5%BE%92

(-o-)/

Answer 2

僧兵とは、僧形をした兵やその仲間のことで、身分や職業のことではない。

両宝塔には、堂坊衆と呼ばれる学生にも当たらない法師たちがいた。
元を正せば、法体をした中間や小間使いたちだ。

そして困窮した時代に、堂坊衆となって飢餓から逃れる者の中には、腕に自信のある者達がおり、寺領や要人の警護、強訴要員とされた。

それが鎧などを身に付け、兵装をした者と、盗人などの一時的に仲間に引き入れられた荒ら暮れ者を僧兵などと呼んだ。