会社の借金があり返済が大変なため第二会社を作って業務は移行して債務を踏み倒す。 このやり方は本当に通用するのでしょうか…

Question

会社の借金があり返済が大変なため第二会社を作って業務は移行して債務を踏み倒す。
このやり方は本当に通用するのでしょうか？

私は、建築リフォームをしている会社で昨年から役員になりました。
財務面は社長しかわからない状況です。
銀行からの借り入れ額も多く追加融資は断られていました。
先日、社長から「資金繰りが大変で、実は業者への未払金がある。銀行から融資してもらえないなら第二会社を作って銀行を踏み倒す。協力してほしい」と言われました。
私は、そのやり方には協力できない。銀行には正直に話し相談した上でリスケする方向で再生事業計画を練り直すように提案しました。現在、半期決算の時点で売上前年対比２００％で、売上げが伸びているのにどうしてそうなるのか訳が分からず…

結果的に、銀行にも社員にも言わず実行するとのことなので、辞任させてもらいました。

会社を辞めて１ヶ月ほど経過しますが、取引先（お客様）から私に電話で探られます。
「突然、振込先が変わったけど大丈夫？」
「登記を取って見たら、代表取締役も変わってるけど何があったの？」
「一気に社員が辞めるようだけど、大丈夫？」

私は、「大変申しわけありませんが私から全てをお話しするわけにはいかないんです。ご理解ください。」としか言えない自分がもどかしく感じます。
本当のことを話してもいいんでしょうか？
社長からは守秘義務があるから絶対に言わないように。と言われました。

お客様や社員を守るために私ができることは何ですか？

【補足】
専門のコンサルタントみたいな人を入れているようです。
代表取締役が他県の人になっています。（元会社）
新会社の代表取締役も知らない人の名前で取締役に社長の名前があります。

Answer 1

やり方にもよりますが、可能です。
ですが、こういったやり方で成功している人は
あまりいません。
どんな形態の会社でも、最終的には人と人との
関係が重要です。まして業務を移行するなら
相手側との信頼関係、今までいた社員との関係を
きちんとできないという事であれば、あなたのとった
選択は正解だと思います。早くすべてを忘れ新たな
職を見つけ出直すべきです。

補足
あなた宛ての電話には、何も知らない、あの社長の下では
働けないくらいでいいのでは。

Answer 2

コンサルだか何だか知りませんが、まともな人ではないでしょうね。
これは「法人格否認の法理」を適用され、旧会社の債務はそのまま残るパターンだと思います。
こんなことで債務逃れができるなら、みんなやっているでしょう。

中小企業であれば代表取締役の個人保証を求められ、債務逃れはできないものですが、それはないのでしょうか。

売り上げが200%でも未払い金があるというのでは、その売り上げもまともな売り上げではないのでしょう。
もしかしたら架空なのかもしれません。循環取引で実体のない取引なのかもしれません。

いずれにせよあなたは辞任したのですから、問い合わせにもわかりませんと答えるしかないと思います。
下手に関与して、このような取引の当事者とみなされたら、厄介なことになるのではないでしょうか。

Answer 3

「私も辞任しているので、詳細は前社長に聞いてください」
「詳細は私も知りません」

これを繰り返すしかないでしょう？
昨年対比２００％で来ていて、追加融資が取れないって
ことは、銀行側は前の融資も回収できない可能性があると
判断してることでしょう

事業計画を提案しても蹴られたってことは、財務上で
何らかのやましいことがあるのでしょう

本当のことを話せば、話の出処はあなたとバレて
自分だけでなく家族にも被害が及ぶ可能性がありますよ

大事なのは前の会社・新会社ですか？
それとも家族ですか？

Answer 4

できるかできないかは別として
モラルの問題ではないのかね？
会社役員として甘い汁を吸っておいてリスクは背負わないつもりかね？