解決済み
ええっと、こういったことは人によるとは思いますし、私の知り合いには国士舘と拓殖で教えている人はいないのですが、偏差値ランキングで下の方の大学の教授が、上の方の大学教授になりたい、と思っているかという疑問なら、たぶん思っていない人がほとんどでしょう。 世間の評価は知りませんが、学問の世界での評価はその学者の勤務先の大学がどれほど有名かではなく、その学者の研究がどれほど他の学者に評価され、インパクトのある理論や研究手法を構築したか、にかかっています。 私の分野は教育学ですが、せっかく論文を発表しても誰にも読んでもらえない東大教授もいれば、無名大の教授だが世界中の学会に招待される人もいます。 また若手ならともかく、教授になるには文系ならいくら若くても40歳、遅ければ50代後半になっています。それまでに居心地にいい環境を築いていれば、大学を移りたいとは思わないでしょう。 学生のレベルは異なるでしょうが、そもそも教授ともなれば担当している授業は週に4コマから多くて6コマ程度です。それほど気になりませんよ。また教授の研究レベルから見れば、早稲田の学生も国士舘の学生も学部生ならやっていることに大した違いはありません。 給料も、大きな大学なら早慶と大差ないはずです。早稲田の教授なら世間的に聞こえはいいでしょうが、だからといって移籍したいなあ、とはならないんじゃないかと思います。
学者・研究者への道として大学院進学において、例えば早大から早大大学院は難関です。ひとつの選択肢として早大から国士舘の大学院へと進みます。そういった傾向が強かった時期もあり国士舘の教員は早大OBが多かったようです。思う思わない云々ではありませんが、国士舘は、早大を手本として大学運営してきたという点は多方面に渡りありました。
あの… 大学教員の世界は、例えば地方の塾の講師が一流予備校にあこがれていて、おれもいつかは、という構図とはまったく無縁です。 というのは、例えば早稲田の学閥、というより力のある教授を中心とした人脈閥みたいなものがあって、その中でポストあれば回していく、というかたちになっています。 確かにその方法や、あるいは仕事が他の職業と比べてたいしたことない場合が多いとか批判はあるかもしれません。しかし、一番下の助教のポストも今はなかなか得ることができない時代です。 はっきりいって、拓殖大学や国士舘大学は受験性から見れば一流とは言えないと思いますが、教職員にとっては、それなりに歴史とネームバリューがあるのでポストがあれば御の字ですよ。
< 質問に関する求人 >
大学教授(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る