解決済み
税理士に関して質問があります。 税理士試験に合格すると無試験で行政書士になれると知りました。 しかし、税理士と行政書士では分野がかなり違います。それなのに、何故税理士は無試験で行政書士になることができるのですか? 変な質問で申しわけないのですが、回答をお願いいたします。
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弁護士以外の士業は、その昔江戸時代からあった「代書屋」という職業が、明治に入って制度化された「代書人」にそのルーツを持ちます。 日本人は開国前から教育熱心な民族ではあったのですが、やはり文字の読み書きができない人というのは沢山居たわけで、そういう人に代わって文書を書くのが代書人の仕事でした。個人的なお手紙から役所へ提出する書類まで、何でも書いたんです。 そのうち、代書人の作成する書面のうち、社会的・法的に特に重要で、間違いがあったら混乱が大きいものに関しては、専門の代書人が独立していきます。 裁判関係及び登記関係書類専門「司法代書人(現在の司法書士)」、税金関係専門「税理士」、知的財産関係専門「弁理士」、船舶登録及び船員労働関係専門「海事代理士」などです。 独立していって、最後まで特にこれという専門がない代書人が現在の「行政書士」です。特に専門性のない書面を書くのが、行政書士の仕事、歴史的に見ればこういうことになります。 ですから「税理士が無試験で行政書士になれる理由」をひとことで言うなら「税務書類書けるくらいの人が、普通のお手紙を書けないわけがないよね」ということです。
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