解決済み
こんにちは。20年目のアニメーターです。 3100~4500人とありましたが、これ動画マンを含めてですね。 で、その内1、2割は新人ですね。 更に1年後に残る新人は1割と言われています。 記事に1作品当たり44~64人が十分な人数と書いてありますが、 全然足りません。 アニメのエンディングテロップを見れば誰でも気付くと思うのですが、 個人名以外にスタジオ名がありますよね。 1スタジオにつき5~10人が参加していると考え、 海外なら20人~参加していますから。 記事元の取材が東映アニメーションさんだったようですが、 東映アニメーションさんは動画は全部海外ですし、 厳しい枚数制限がある会社です。 つまりこの記事は他の現場をあまり知らない人が計算だけで書いているモノで、 「アニメーターが足りない」というのは欲張りでも何でもなく、 純粋にスケジュールに対して人数が足りないのです、と私は考えます。
アニメーター不足ですか。 私はただ単に「人数が足りない」ということではなく、「描ける人が少ない」事だと思いますよ。 記事にあるように、「人を感動させる見たこともない動きや表現」を描ける人というのは少し大袈裟な気が。 TVアニメの大半は普通に描ける人達で作られているんですよ。 私の思う普通とは 歩き走り振り向きの基本的な動作が重心移動を考えて描ける。 箸を持った手がちゃんと描ける。食べる飲む等の基本的な日常芝居が描ける。 キャラクターが似てなくても、頭身を合わせて描ける。 レイアウトが最低限成立している。 です。 実はこれすらもまともに描けない人も多いんですよ…。 勿論TVアニメでも、動き回るシーンや大事なシーンは普通のアニメーターには荷が重いので、上手いアニメーターさんにお願いします。 ただ30分一本で見るとそういうカットは少ないんです。 一部の高いクオリティの作品や劇場作品は違いますよ。 アニメは子供向けやファミリー向けも有りますからね…。 作品の数が減るのは、新人育成を考えると私も良いとは思いません。 原画は三年やって一人前と私は言われましたから…。
数が合ってるのか知らないですが、まぁそんなもんなのかな・・ 「単純計算で1作品当たり44~64人」とありますけど、まぁ半分(22~32人)は動画さんじゃないですかね。 残りの3分の2(14~21人)は新人~中堅原画さんかなぁ 8~11人がローテーションで入ってる作監さんや、うまいキーアニメーターのような原画さんだと思います。 自分は所詮末端のアニメーターだし、仕事が多いくらいのほうがアニメーターは食い扶持に困らないので・・・個人的には作画の人数が少ないことでそこまで困ってはいないですね・・ プロデューサーとか制作会社のトップレベルの話じゃないですかね、仕事を依頼する立場の人間がアニメーターが少ないなと感じるとか。 もしくは、作画のレベルが高いほうがいいと思ってる作画オタクの話かなぁ それに作画の数に対して作品が多すぎるくらいのほうが、若い子が活躍できる場もできるというものです。 作品数が少なく人材供給過多なら、その少ない作品のトップをベテランが埋めてしまって若手が活躍する機会も減ると思います。 作品数減ったからといって『作品の制作費』が増える訳ではないので、一人当たりの給料も今より更に少なくなるだろうし、末端の人間的にはあまりいい想像ができないです。
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