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社会保険労務士の試験は独学でも合格することができますか。また、社会的な需要はあるのでしょうか。アドバイスください。宜しく…

社会保険労務士の試験は独学でも合格することができますか。また、社会的な需要はあるのでしょうか。アドバイスください。宜しくお願いします。

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    仕事を持っている人が働きながら「独学で合格できる」と言われる資格の中で最難関の資格だと思います。 といっても、働きながら、公認会計士や税理士試験に合格している人も、いないわけではないので、、正確には違うんでしょうけどね。 社会保険や労働保険、日々の労務管理等、実際に管理をするには、社労士並の専門知識が必要な場面が多いですが、社会保険労務士ほど、労働関係法令に詳しい者は、まず、ありません。 税法に詳しい弁護士が少ないのと同様に、社会保険・労働保険・労働関係法令に詳しい弁護士も少ないです。(実際、私が年金受給額について、民事裁判でお世話になった先生に、資料を根拠に計算して説明してみせたら、弁護士の先生が、「年金って、こういう風に計算するんですね。知らなかった。」とか、言われたこともあります。) 総務関係の事務を担当している場合、社労士を勉強すれば、ある意味、それまで気おくれして、遠慮しがちだった労働基準監督署や公共職業安定所や健康保険協会や健康保険組合、市役所や年金事務所との事務的なやりとりも、ある意味、社労士試験で勉強した内容が「共通言語」の役割を果たすので、スムーズに遂行しやすくなるというメリットもあります。 社会保険労務士の専門分野は、ちょっと調べたぐらいでは理解できない難解なものなのは確かです。しかし、この有用で難解な専門知識を「給料」以外のお金(いわゆる「顧問報酬」・「代行料」等)に替えるのは、難しいです。 社労士に事務を受託させるほどの余裕のある企業は、だんだんと少なくなってきていますし、それに反比例して社労士の総数は増えています。税理士の活躍のフィールドは拡大し、そして、それはお金に結びつくフィールドですが、社労士は、お金には結びつきづらいハードルがあるみたいです。 とはいえ、社労士業務だけで、後発の事務所なのにも関わらず、先輩方の事務所を追い越して大きい事務所を構える社労士もいます。 しかし、いつまでも食えない社労士も多いです。 社会的な需要はありますが、その需要をお金に結びつかせるためには、いろいろと創意工夫が必要なようです。 あなたがお金と時間をかけて集めた専門知識や専門技能を、無料で持って行こうとする経営者や労働者は多いですから。。。 大きい税理士事務所も「給与計算」はウィークポイントの事務所は多いですので、関与先に自計化目的の給与計算ソフト提供をベンダーと契約している税理士事務所とかに、社労士試験合格者がいると、それは、そのまま、その事務所の強みになります。(他の税理士事務所から、関与先が移転しようと思えるほどの強みです。帳簿の中身も知っていて税法も社会保険関係も詳しいってなればなおさら、頼りになる事務所と思われますから。関与先の増加や、関与先の定着化につながる。) また、社労士の資格を、病院関係や福祉関係施設の建設費等の助成金と建設工事と合わせて受注・受託できるようにするという変則的な営業手法を取っている事務所もあります。 あるいは、社労士の専門分野で、もっとも多くの事務所がウィークポイントとしているものの一つが労働安全衛生法関係の届出や認可書類があります。 ある意味、競争相手がいるとしたら、建築士&行政書士のダブルライセンスの人や、労働安全コンサルタントとかが競争相手ですが、社労士事務所で、この分野に手を出している事務所は0に近いと思います。文系の理系に対する苦手意識的なものなんですが、労働基準監督署の労働安全衛生法関係の担当部署の監督官も社労士と同じ文系の人が殆どなのにちゃんと労働安全衛生法関係の実務ができているにもかかわらずです。 建設業とかで技術的な業務に就いていた人(1級土木・1級建築施工管理技士等)が、社労士取って、この分野の代行を始めるには敷居が低い分野ですけどね。。。

  • 社労士資格の取得を目指される方のきっかけは、会社で総務の仕事をしていて様々な労働問題に関わった経験上「もっと専門知識をつけたい」「労働、保険関係の知識を完璧にしたい」という思いがあってのことが多いように感じます。 実際私も独学で勉強中ですが、上記のような経緯から受験することを思い立ちました。 働きながら受験勉強される方が殆どですから、独学合格者も多数いらっしゃいます。また、会社が終わった後に夜間のスクールへ通われる方もいます。しかし通学は都心などの限られた場所にしか学校がなかったりしますから、独学で勉強される方のほうが圧倒的に多いと思いますよ。 現在多岐にわたる労使間トラブルや、年金受給者が増えることによる年金トラブルなど、社会的需要は高まっていると思われます。 今までは企業が便宜上社労士へ手続きを依頼されることが多かったと思われますが、今後は一般の年金世代も社労士が加担する場が多く登場するはずです。

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  • 社労士は、おそらく、独学で合格し得る資格試験の最難関です。 その難易度を克服した割には、零細企業の社会保険労務手続きを代行するだけですから、需要は限られています。 ただ、そうは言っても、「そこに山が有るから登る」とか「山が険しいほど、登りたいという意欲が掻き立てられる。」というような資格であり、そのような気持ちで受験している人も多いのでしょう。

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