卒業後、口腔外科に進むことについて 現在、歯学部の四年生、女です もともと卒業して大学病院等で研修した後は矯正を…

Question

卒業後、口腔外科に進むことについて

現在、歯学部の四年生、女です
もともと卒業して大学病院等で研修した後は矯正をやりたいと思っていました

しかし先日先生が私が左利きなのを見て口腔外科とかいかないの？左利きだと便利だよ！て言われて少し興味がわいてきました
もともと外科系にいくことはあまり考えてなかったのですが、口腔外科で何年か技術を身につけたら患者さんから信用も得られやすいと聞きます

そこで、口腔外科での大変さや、どんな感じなのか知りたいです
あと院までいった方がいいのでしょうか？

Answer 1

総合病院に在籍した経験から言わせて貰うと
歯科(口腔外科)のドクターは相当苦労すると思う。
医科と歯科では教育内容が異なり過ぎていて患者さんの全身管理という面から考えると知識が不足しすぎているように思う。
それにどうもテクニック偏重の傾向があって治療を成功させるのはただ単に手技ではなく術前術後の管理能力が重要であるという認識に欠けているように思えてならない。
たとえば合併症を有する患者さんの管理を他科に丸投げしようとする傾向がある。
どんな科であっても最終的には主治医が患者さんに対する責任を負う訳だからその責任を果たせないようでは主治医としての資格がない。

私の知っている歯科(口腔外科)のドクターは大変努力家のドクターだったのでいつも遅くまで病院に残り胸写読影会や他科の症例検討会参加、麻酔研修、ICUでのレスピレーター研修までされていて本当に立派なドクターだったがそんなドクターは1人だけであとのドクターはアフター５（７）は飲みにいってばかりだった。
決して歯科のドクターを軽蔑する気はないし医科のドクターのなかのにも本当にこいつ医学部出ているのか？という人間も沢山見てきた。

もし質問者さんが「口腔外科で何年か技術を身につけたら患者さんから信用も得られやすいと聞きます」というような安易な気持ちで進む気なら止めた方が良いと思う。患者さんからの信用は絶え間ない研鑽から生まれるものであって単にある手技ができるから得られるものではない。

利き手のことだが手術道具の殆どは右利き用に作っているし、多くの手術では助手を必要として大抵は右利きなので左利きが有利とは思わない。

最後に大学院だが医科と歯科でどのように違うかが分からないが医科では院に進むということはペパーをなるべく沢山書くということであり必ずしも臨床には結びつかないということだ。

Answer 2

歯科医師で矯正歯科を専門に開業しています。
私だったら矯正歯科よりも口腔外科をお勧めします。大学で矯正歯科に残っても、今は大学病院に来る患者さんが少ないのでなかなか認定医を取れません（大学にもよります）。5年医局にいても満足に臨床ができないところもあるようです。
口腔外科は有病者や高齢者など全身的なところから患者さんを見ることができるてんが役に立ちます。全身麻酔やオペを通して有病者の治療ができるようになると、これからの高齢化社会で役に立つとは思います。
ただ医局に残って上の方を目指したり、研究をしようという点では口腔外科はあまり良くないでしょう。どうしても体力勝負になってしまうので、女性で医局に長く残る人は少ないです。

Answer 3

申し訳ありません
外科はセンスです
頭の中で３Dで見れる訓練と遺伝的能力です
判りにくいですが
数人で話していて
皆で話しているが、
自分は天井から見ている感じ
回りの状況をしっかり把握する訓練
その感覚的能力は左利きの人が強い傾向です
反対に一般歯科医は無理でしょう
チェアは基本右利きです
左利きはホースを伸ばす等チェアのカスタマイズ必要です
今は大学院に行けるならその方が良いです
どうせ研修期間も有り専門医制度がこれから進んでも学位有れば有利でしょう

Answer 4

＞先日先生が私が左利きなのを見て口腔外科とかいかないの？左利きだと便利だよ！て言われて少し興味がわいてきました

根拠がさっぱりわかりません。
ハサミやメスなどは全て右利き用に作られていますので、どう考えても左利きの方が不利だと思いますが。