解決済み
そういうことを気にするということは ①自分の頭の回転が悪いと認識していて、そのことにコンプレックスを持っている ②常に「他人より頭の回転の速い人間でありたい(あるいはそう思われたい)」と思っており、それが重要な価値観となっている ③頭の回転について実用上の不便さを感じている のいずれかだと思うのですが、 それはさておき。 たいがいの場合他人の行動を見て「うわっ、頭の回転早っ!」と思う場合は頭の回転速度ではなく、その人が「慣れ」ているだけです。 そうですね、マージャンを例に取りましょう。 マージャンを知らない人がみたら何やってるのかすらわかりません。 マージャン覚えたての人は、なんでみんなあんなにゲームが早く進められるのか理解できません。軽く通常の10倍の時間がかかります。 では、マージャンをさくさくとゲーム進行させているマージャンなれした人たちは、ゆっくりとしかゲームを進行できない初心者の数倍の高速で頭を回転させているのでしょうか? 答えはNOです。 脳みそはある一定の用途に使うと高速化します。 が、これは計算が高速化するのではなく不要な計算をしなくなるため計算速度があがるのです。 ゲームなんかでも慣れると操作が高速になるのは、このためです。 で、大体他人をみて「反応早っ!」って思うときは、その人がそういうことに無意識に慣れているだけだったりします。 議論を超高速で組み立てられる人は、議論慣れしているだけです。 仕事を超高速で覚えられる人は、新しい職場になれることに慣れているだけです。 言ってしまえば経験ってやつです。 ある人があなたの1.5倍の速度で何かを処理したとしても、 その人がすべてのことを1.5倍の速度で処理できるわけではありません。 人間の絶対処理能力にはそれほどの差はありません。 だから、あなたはあなたが強くなりたいことをより多く行うべきです。 たとえば高速で議論できるようになりたいなら議論の経験をつむべきです。 そうすれば、人はあなたの議論をみて「すげぇ、あいつ議論になると頭が高速で回転するなぁ」と言うでしょう。 ちなみにそういう「処理の速さ」というのは「頭のよさ」の一側面でしかありません。 「速く考えること」も重要ですが「深く考えること」も「ひらめくこと」も「観察すること」も「気づくこと」も「記憶すること」も重要です。 それらを総合して、「頭のよさ」という実用的な力になります。 例を挙げましょう。 運転手つきの社長が、左ハンドル車で4ドアで必ず後部座席に乗っているのは「外車に乗っているとかっこいい」とか「税金対策で高い車を買う」とか「ベンツだと周りがビビって道あけるから安心」など以外に、理由がちゃんとあります。 運転手がいる社長の車は、外車でなくとも、左ハンドルで4ドアでなければならないのです。 (なぞなぞじみた答えではなく、ちゃんと実用上意味のある理由があります) その理由は何でしょうか? あなたがそういう車を(ホテルの出入り口なんかで)ずーっと見つめて考えていれば、いずれこの答えにたどり着くでしょう。 しかしその答えにたどり着くために必要だったのは、はたして「頭の回転の速さ」だけでしょうか? 答えはNOです。 そういうことです。
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