解決済み
職業に貴賤はあるのでしょうか。土木作業員や小売の販売員がネット上でバカにされているのを見たり、子どもが「お前の親はバカでもできるスーパーの店長だ~」とからかわれたりしているのを見て疑問に持ちました。この人たちがいないと生活が成り立たないと思います。
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おっしゃるとおりです。 確かに仕事の難易度、社会的な位置付けの差はあります。しかしどのような仕事でも需要があるので存在するのです。 努力した人がその努力に見合う報酬なり地位を得ることは当然です。ある程度の格差は当然です。問題なのはその格差の程度と格差の固定化なのです。 今や日本は超格差社会に突入しました。学歴が低く低所得の親を持つ子供は、やはり低学歴で低所得になる確率が高くなります。これが世代を超えた格差の固定化です。 話がそれました。 社会を底辺で支える仕事程地味でやり手がないことは事実です。しかしそれらの人々がいないと社会が成り立たないのです。 職業に貴賤なし。 このことをしっかりと教育する必要があります。 「土木作業員は社会を支えるインフラを作ってくれているのだから敬いなさい」という必要はありません。しかし見下すようなことをしてはならないのです。 そのあたりのさじ加減が難しいのですが。 私はトラックドライバーです。いわゆる底辺労働者の一人です。「ワシが社会を支えている」と大げさなことは考えていませんし、「敬ってくれ」とも思っていません。他の何でもない運ちゃんです。しかしトラックドライバーがいないと社会が成り立たないことだけは忘れて欲しくないのです。 かく言う私も差別をしていないとは言い切れません。常に反省の日々です。 ネットの書き込みは真に受ける必要はないでしょう。日頃の憂さ晴らしをしているのでしょう。土木作業員や販売員を中傷しているのも、土木作業員や販売員かもしれません。或いはニートでしょう。ニートもなりたくてニートになった訳ではないと思います。 友達の親の仕事をバカにする子供は、親から正しい教育をされていないのでしょう。 いずれにしても「弱い者が更に弱い者を叩く」構図です。 一人ひとりの不断の努力により状況を変えていくしかないのです。 全ての働く人が差別されることがない社会を実現させましょう。 それは我々大人の責任です。
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