解決済み
司法試験予備試験の合格ランキングをみると法科大学院がトップに名を連ねているのですが、予備試験って大学院に行かなくても司法試験を受けられるテストですよね?なのになぜ大学院生が予備試験を受験しているのですか? 大学院を卒業すれば司法試験を受ける権利を得ることができますよね?
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先の方の回答は、2割くらいそのとおりですが、基本的には間違いです。 法科大学院は既修者で入っても2年間通います。 大学院1年目に予備試験に受かれば、ほとんどの人は大学院をやめますが 大学院2年目に予備試験に受かれば、結局司法試験の受験年は 大学院卒業の場合と同じです。それに予備試験の合格発表は年末なので 後期の授業料も既に払っており、そこでやめても学費の返還はなく 学校の施設が使えなくなるだけで不利益しかありません。 法科大学院生で予備試験に受かる人の大半は、大学院2年目です。 予備試験は5月に短答式試験がありますが、入学直後の5月に短答を突破し 7月の論文試験に受かるような人は、そもそも大学院に進学するのかすら 疑問です(予備試験に落ちたときの保険のために大学院に入学する人は多いです) 大学院2年目で予備試験を受ける人は、単なる実力試しです。 司法試験は論文試験が重要な試験ですが、その採点方法が開示されていないため 自分の論文が採点者にどのように採点されるかがわかりません。 しかし予備試験に合格できる人は、司法試験委員会の採点のもとで 点数が採れる人ですから、司法試験合格もある程度保障されます。 加えて言うなら、在学中に予備試験に合格している方が、就活に便利です。 大学院卒業資格で司法試験を受けた人でも、予備試験も受けたなら そっちの成績証明書も提出して、といってくる事務所もいます。
ねこのはなです. ねこのはなも質問者と同様な疑問があります. 司法試験の受験資格は予備試験合格または法科大学院課程修了です. 以下はねこのはなの憶測です. 司法試験予備試験合格の至難さはよく知られていることです. 司法試験の合格率は年により異なりますが、法科大学課程修了者の合格率は20%(~25%)程であるのに対し、予備試験合格者の合格率は60%程です. 法科大学院課程修了者の合格率と予備試験合格者の合格率がこのように大きく異なりますので、司法試験合格者の中で、予備試験合格者の方が法科大学院課程修了者よりも優秀であるとの評価がされることが推測されます. 司法試験合格者は、その後の、裁判官.検察官への任官や弁護士の就職の場面で、司法試験合格者のうち予備試験合格者の方が優秀であるとの評価は大きな+要素になると考えているのではないか、と推測します.
そりゃ、以後、法科大学院に行かなくてすむのなら、そちらを選ぶでしょう。毎年多額の学費を払わないといけないし、法科大学院の授業は司法試験とは関係ないものが少なからずある。
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