解決済み
現在、マンション管理士試験の勉強中です。管理組合法人の監事はどのような方がなるケースが多いのでしょうか?マンション管理士がなるケースもあるのでしょうか?
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マンション管理士の勉強中とのことですが、まず忠告として、現実のケースと机の上の勉強とは分けてお考えになったほうが良いと思います。 と申しますのは、現実には管理組合を法人化しているケースはほとんどありません。それは法人化するメリットがあまりないからです。 たとえば、法人として不動産を購入する場合は法人名で登記できるので便利ですが、法人が負った債務であっても、組合員は最終的にはその負債に対して責任を負わなければならないので、その点は非法人の管理組合と何ら変わりはないわけです。すなわち、管理組合が不動産を購入するケースはまれなので、したがって、法人化している管理組合もまれということになります。 また、区分所有法では管理組合法人の監事についての資格要件は何ら定めていません。ただ、法人の使用人と兼ねてはならないという規定があるだけです。したがって、マンション管理士がなっても構いませんが、私の周辺に管理組合法人の監事をやっているマンション管理士は一人もいません。 非法人の管理組合では、規約によって監事は組合員でなければならないという制限を設けている場合が多いのですが、この場合は外部のマンション管理士が監事になるケースではありません。
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