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一級建築士の製図試験について。 躯体の内部間仕切りを早く描くコツ教えて下さい。

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    製図試験は、時間との勝負です。 簡単に時間短縮のコツを教えます。 ①柱型をテンプレートを書く時に0.5mmのシャープペンですと芯が折れてしまいがちです。芯が折れないように柱型だけは0.7mmの太めのシャープを使います。これでロスは少なくなり、柱型もしっかり書けます。 ②シャープの選定ですが、0.5mmのB芯を通常使いますが、柱型は0.7mmのB芯、あと、記述は0.5mmのHB芯を使うように3種類のシャープペンを使い分けてはどうでしょう。 ③寸法線を書くのにも時間がかかんります。柱間のピッチは、6mか7mがほとんどですので、平行定規に附属しているドラフティングプレートに6mピッチを赤マジック、7mピッチを黒マジックなどで印をいくつも付けておくと定規で計って線を引かずに済みます。 ④建物内部は、まず、EVと階段を先に書きます。そこから各スペースの間仕切り壁を書いていきますが、これは練習あるのみです。 以上が、アドバイスです。劇的に製図時間を短縮できるものではありませんが、少しでも短縮できるコツです。 また、製図時間短縮も必要なことですが、エスキースや記述の時間を短縮する方が早道かもしれません。そこで短縮した時間を製図に回すのです。 私の場合は、1階、2階、梁伏図の柱型と寸法線を描いて、すぐにEVと階段、外壁、トイレを描き、大まかな内部間仕切りを書いた段階で、断面図に移り、ほぼ断面図を完成させてしまいます。断面図は案外時間がかかりますので、早めに完成に近い状態まで仕上げてしまいます。あとは、一気に細かい間仕切りを書きあげます。 どうしても断面図を後回しにする受験者が多いのですが、早めに断面図を仕上げておけば、あとで焦ってミスも少ないと思います。 早めに面倒なものは先に仕上げてしまうのです。 ここまで来たら、細かいところが書き忘れてもそれほど大きな減点にはなりません。1階、2階の平面図、梁伏図、断面図がバランスよく描いていることが採点にも有利ですし、ミスの少ない図面になります。 あと、エスキースを短縮するコツは、課題分を読んですぐにエスキースを始めずに記述分も続けて読んでしまいます。記述の設問は、その課題で重要なヒントが書かれていますので、結果的にエスキースの完成時間は早まります。 また、日々の練習で、図面全体を書く練習の他に、トイレだけ、階段だけを書く練習をされることをお勧めします。この2つが結構細かいので、繰り返し練習することで製図時間は短縮できます。トイレも階段も6m×7mと7m×7mの2種類のグリットのパターンを何度も練習しておけば、かなりスピードアップできます。本番では、練習課題と違って特殊なピッチやグリットは出題されません。ほとんど、6m×7mか、7m×7mの整形なグリットが出題されます。

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