朝ドラの「まれ」を見ていてふと思った事があるので教えて下さい。長文ですがよろしくお願いします。 1.パティシエ…

Question

朝ドラの「まれ」を見ていてふと思った事があるので教えて下さい。長文ですがよろしくお願いします。

1.パティシエさんの制服には特に決まりは無いのでしょうか？まれのいるケーキ屋さんのシェフは紺色一色の制服を着ていますよね？でも他のスタッフさんは白い上着に白いエプロンに白い帽子、ズボンは黒い物を着用していますよね？シェフは好きな色を着て、他のスタッフには職場から制服を貸与しているのでしょうか？

2.パティシエさんの制服はどのくらいの頻度で洗濯や交換をするのでしょうか？家の近所の個人経営のケーキ屋さんは美味しいのですが、パティシエさんの制服が少し汚れています。チョコレートやコーヒーの染みが洗っても落ちないのでしょうが、最初に行った時はびっくりしました。

3.パティシエさんは髪の毛が落ちないように帽子を被っていますよね？あの長さ？というか大きさには何か意味があるのでしょうか？家の近所の個人経営のケーキ屋さんのパティシエさんは全員がバンダナですが、ホテルのパティシエさんは帽子の人が多いですよね？

Answer 1

１．制服に決まりはありません。その店が独自に決めるものですし、そもそも制服などない店だって沢山あります。「まれ」の設定ではおそらくシェフ以外は制服で、それは店から貸与、ということでしょう。

２．私の友人の店では、店頭に出る人と、中で作る人は完全に別であり、パティシェが店頭で客の相手をすることを一切しません。この店の制服はどちらも週に一度クリーニングに出しています。チョコレートやコーヒーの染みはついてすぐに処理をすればよく落ちますが、実際に作業中にいちいちそんなことはできませんね。

３．帽子ですが、元々はホテルの厨房にいるコックから来た慣習です。フランスの料理人で身長が低かったオーギュスト・エスコフィエが、自分の存在を誇示するためにかぶり始めたという説があります。

日本では料理人の地位と共にコック帽が高くなり、帝国ホテルでは料理人見習いが18cm、7年目以降のキャリアを持つ料理人が23cm、料理長以上が35cmと帽子の高さが決められています。また、リーガロイヤルホテルでは管理職が40cm、それ以外の料理人が30cmと決められています。

コック帽が高いことで、責任者を見つけやすいという利点もあります。ホテルの様に大勢が働いている職場ではこれは便利な工夫です。また、背の高いコック帽をかぶることで、頭の上に空間ができ、熱がこもらず頭が蒸れません。さらに、汗が流れるのを防ぐこともできます。清潔を保ち、作業環境を良くするという意味でも、コック帽の高さは有効だとされています。

Answer 2

おそらく高級なケーキ屋という設定なので制服にもこだわっているのかもしれません。従業員の地位により色が付いたり被り物も変わってくるのかもしれませんね。イメージ的に食品を扱うので清潔感を出すために綺麗にしているのだと思います。