パート主婦です。宅地建物取引主任士の資格を取りたいのですが、独学より、塾に通うほうが良いでしょうか？

Question

パート主婦です。宅地建物取引主任士の資格を取りたいのですが、独学より、塾に通うほうが良いでしょうか？まだ独身の時に、フルタイム仕事をしながら宅建を受験しましたが、落ちました。
13年ほど前ですので、その当時よりも、更に合格率、試験内容など、厳しいものになっていますか？

3人の子供の子育て、義両親との完全同居生活をしながらパートに夕方まで出ています。
職場でも、自宅でも馬車馬のように働く毎日で、ふと我にかえると、自分のために何かを一生懸命にする事など皆無で、しかも30代半ばに差し掛かり、これといった特技もなく、物凄く空しくなる瞬間が時たまあるのです。

調理師免許と、アロマ検定1級は持っています。
できれば国家資格などを勉強して、自分のために一生懸命になってみたいと思うようになりました。

宅建なら、勉強していた時期があるので、入りやすいかなと思ったのですが、自宅で家事が終わってから…というのでは、やはり難しいでしょうか？
きちんと、塾などに通学したほうが確実ですか？
主婦で、パートや子育てをしながら、国家資格、難関資格を取得された方、どのように時間を融通して勉強されましたか？

Answer 1

まず、あえて厳しく申し上げたいのは、真剣に資格取得を考えるのなら、最低限その名称はしっかりと確認しましょう。「宅地建物取引士」です。

試験については、50問四肢択一であり、いわゆる主要３分野（権利関係、法令上の制限、宅建業法＋税その他）に変更はありません。ですが平成21年から分野ごとの出題数に変更があり、現在では宅建業法が20問となっています。
また、近年の特徴として単純な四択問題だけでなく、正しいもの（誤っているもの）はいくつあるかという個数問題が増加しています。
さらに、民法では３年連続で問１で、民法の条文に規定されているものはどれか、という問題が出題されるなど、難問化しています。

＞国家資格などを勉強して、自分のために一生懸命になってみたい
というお気持ちはとてもご立派だと思いますが、なにも国家資格でなくても宅建でなくてもよいのでは？
パートのお仕事がどのようなものか解りませんが、お仕事に結び付けられるような資格・検定も検討してみてはいかがですか。
＞宅建なら、勉強していた時期があるので、入りやすいかな
それは、率直に申し上げて甘い考えです。上述したとおり、当時とは似て非なる試験と思っていたほうがよいと思います。

理想を言えば、独学よりも資格スクールに通うほうが合格可能性は高いでしょう。
ですが、ご家庭はそれを許してくれる環境ですか？
独学するとして、毎日コンスタントに２時間程度学習時間は取れますか？

＞3人の子供の子育て、義両親との完全同居生活をしながらパートに夕方まで
それだけでも十分誇っていいことではありませんか？

以上、冒頭にも記しましたが、厳しいことのみを書いたので憤慨なさったかもしれませんが、そうであればお詫び申し上げます。
まずは、行動を起こしましょう。
書店の資格コーナーにいって宅建のテキストや問題集を手にとってみる。お近くに資格スクールがないか調べて（可能性が高いのは日建学院かと思いますが）、無料ガイダンスを申し込む。などなど。

がんばってください。

Answer 2

家事が終わってから少しずつ過去問題を解き過去問題で間違った回答を教本で調べて理解をした方がいいと思います。

Answer 3

13年前と今では全く違いますので、WEBで公開しています
ので、まずは近年の問題をご覧になると良いと思います。
出題分野は大きく変わりませんが、当時のような暗記で回
答できる問題が減っていること、民法の問題が難化してい
ること、平易な問題については正当がでにくい組み合わせ
問題が多くなったことなどから、かつて言われていた「過
去問だけで誰でも受かる」試験ではなくなりました。現役
の宅建業者の私も、今受けたら絶対受かる自信はないです。

宅建の場合、時間よりも理解が必要だと思いますので、家
事が終わってからでも十分だと思います。勉強法は、余力
があればスクール通いでペースを作るのはより有効だと思
います。通信教育はある大手の教材を社員に見せてもらい
ましたが、この内容ではまぐれでないと受からないと思い
ました。

ぜひ、がんばってください。

Answer 4

13年前ならほとんど変わっていません。
ただし法令がだいぶ変化しましたので、前回の時とは、違う試験をうけるのだという感覚で勉強を始めた方がいいと思います。

私は主婦ではありませんが、寝る時間も土日もほとんどないような仕事の中で独学で受験していますので、あなたの気持ちはよくわかるつもりです。厳しいことを書かせていただくなら、「フルタイム仕事をしながら」などと、環境のせいにしてしまうなら前回同様また落ちてしまうと思います。

ない時間をどのようにひねり出して、どうやれば効率的な勉強ができるのかと悪戦苦闘していると、それがまるでゲームのように、毎日がとても充実してきます。むしろ大きなハンディを背負いながらの勉強のほうが必死さで大差がでますから、環境としてはそのほうが良かったりします。

ここまで頑張ってるのに、いまさら講師の力なんて借りたら、まるで敗北したような気持ちになるので、意地でも独学で頑張ろうと思うようになってきます。

夜型と早朝型を交互に繰り返して気分転換しながら、飽きないように工夫していれば、結構楽しくやれると思いますよ。自分が講師になって自分に教えているようなつもりで勉強するのも楽しいです。講師なら何でも知っていなければならないので、いやでも覚えてしまいます。

他人が厳しい意見を言ったら、あなたは心の中で、その倍の厳しい気持ちを自分にぶつけることです。自分にいちばん厳しいのは、常に自分自身であるべきです。