医療生協が母体の施設の調理職に先月から就職していま２か月目ですが今すごく悩んでいます。。。

Question

医療生協が母体の施設の調理職に先月から就職していま２か月目ですが今すごく悩んでいます。。。今までは美味しい料理を提供すると言うお客さん相手でしたが、今はご老人で治療のためって意味合いが大きくて、やってることや求められる能力が全然違うことに戸惑っていてついていけてないのもありますが、組合員(施設の利用者も組合員でないと利用できない)になるための勧誘や組合員へ増資の勧誘、メーデーの日はデモ運動、駅前で署名活動など調理以外の活動や政治活動も多いんです。
調理の仕事がきついのは自分の成長のためだと思えばなんとか耐えられますが、政治活動にはすごく抵抗を感じてしまいます。憲法９条を守れとか、脱原発とか核兵器反対とか。
でも職場の人が言うには、別にうちは共産党ではない。みな共産党員ではないし共産党のためにやってるわけでもない。大きくとらえればそういった活動も利用者のためなんだと。調理の仕事ともかんけいなわけではないと。たしかに、原発事故で農作物は一切使えなくなったし、食材に影響もあるので関係なくはないです。
そう思って割り切ってやるしかないのでしょうか？
老人施設はどこもこういって活動はあるのでしょうか？
まさか、調理師になってデモ運動や署名活動やらないといけないなんて。。。

Answer 1

介護報酬は年々引き下げられており、こうしたことから福祉系職種では賃金がなかなか上がりません。
福祉に力を入れるといいながらこんなことをしていればますます働き手が増えません。まずは生活できる賃金が必要です。
だから、署名活動やデモ行動をしているのだと思います。
何故しなければならないか？その疑問に答えてくれる人はいないのでしょうか？
共産党員でなくても、私は労働組合ですが、賃上げや雇い止め撤回の闘争に取り組んでいますし、関連する署名にも取り組んでいます。
１人でも多くの人が署名やデモなどで声を上げることが、時の政権に対してとれる有効な手段だということです。
だまっていて、安倍さんが賃金を上げてくれますか？
声を上げないと誰も動きませんよ。
署名やデモは強制ではないです。参加したくないなら、「賃上げはいりません。生活も苦しくっていいです。おいしい食事を作るだけです。」と言えばいい。
それで首になったら、その時は地域労組にいらっしゃい。ともに戦って解雇撤回させましょう。

Answer 2

こんばんは。
大変ご無沙汰しております。
４月半ばにお話させて頂いたage23kara4hannseikiです。

実は今日の午後に、初めて貴方から私の方のページ(「ちょい足しアンサー」だったかな？)に書き込み下さっている事に気付きました。
慌ててそちらの方は返信しましたが、送信し終えてから余りに”感情的””言語聴覚士目線”の内容だ！とまたまた慌てまして…。
速攻PC購入店に電話をして(この辺りは返信文をお読みください)、取り敢えずPCが復活しました所で貴方のこの「質問」を拝見しました。

貴方がまだ老人施設にご勤務の事は分かりました。
そして４月当初にご投稿された時点より、更に苦しい心境にいらっしゃる事、また私が話してきた内容は現在の貴方には余り参考にならない事も感じました。

本当は「返信文の補足」として、現場に言語聴覚士が在籍しない場合→管理栄養士との関係に重点を置いた場合→はたまたそれも難しければフロアのスタッフ(例えば年齢の近い介護士等)と繋がる方策等々をお話するつもりでしたが…カットします。

貴方の勤務現場や環境が少しづつ見えてきましたが、貴方が４月初旬に抱かれていた悩みや困惑が少しは解決されていれば、今回の「デモ運動」や「署名活動」を乗り越える気力が少しはあったのではないか？と思うのです。

話があちこち飛んでごめんなさいね。
「やりたいやりたくないで仕事を変えていては…」と貴方のコメントがありましたが、私は「向き不向き」という感覚が存在してもいいと思うのです。

私達言語聴覚士は、就職する時に「成人」と「小児」に分かれます。
私は迷わず「成人」に進みました。
子供は昔から苦手でして(笑)。
「小児」の病院実習の時等…それはそれは笑顔も引きつる…という有様で。
でもどういう訳か「お年寄り」という方々は大好きで、その感覚は就職してからも確実に私の中で育っていきました。

貴方の中に「自分はやっぱり医療や介護が必要なお年寄りより、笑顔満点の可愛い園児達や食欲旺盛な頼もしい学生さん達が好きだなぁ」という感覚があるなら、方向を変えてもいいと私は思います。

それでも貴方が「お年寄りの皆さんと…もう少し付き合ってみようかなあ？」と考えられるのであれば、今の職場を離れ、出来れば「医療」というより「介護」という視点から次の就職先を当たられてはどうでしょうか？

もちろん給料や休日、シフト体制、福利厚生、また今回のような組合活動の有無等も大切なポイントですが、貴方が私のページに残されていた「暗い」「正直引いた」という点も大切なポイントです。

これは就活するにも、何れ貴方のご両親が施設を利用されるかもしれない、あるいは貴方自身がご高齢になった際入所為さるかもしれない、そんな時にもこのフロアに漂う雰囲気は重要なチェックポイントになると思います。

入居者様のお顔に表情が無い。
スタッフの快活な声掛けや動き、入居者様とのコミュニケーションが見られない。
BGMも無ければ、レクやゲーム、リハビリ体操をしている気配も無い。
受付の事務職員の挨拶にも笑顔が無い。
電話応対の声に明るさが感じられない。
清潔感に欠ける(例：食べこぼしが床に広がっている→臭いに繋がります)。
フロアに季節感のある飾付等工夫が無い～等々、挙げればキリがありませんが。

もしも「次も老人施設で！」と思われるならば、面接(出来ればその前に一般見学出来ればBESTですが)の際に、私が列挙したような事にも注意して施設内を一巡させてもらって下さい。

そして貴方が「やはり園児や学生の元に！」と思われるならば、この春の数か月の経験は、将来の貴方ご自身やご家族の為に「いい勉強になった！」と胸を張って次のステップに踏み出されれば良いと思います。

最後に、私が今日の午後の返信文に書いたような「わぁ！！」と言ってご入居者様に抱き付けるのは、介護士に限らず、看護師もリハスタッフも、栄養士も、事務スタッフも、ドクターも、施設長や理事長も、その施設に係る全ての職員が、小まめにフロアに足を運び、入居者様のお顔とお名前が一致し、涎が出ていれば直ぐに「あらぁ！Aさん。涎出てるよ～～。拭かせてもらってもいいですか？」と言ってサッパリして差し上げる、衣類に食べこぼしの跡があれば「介護士さんに話して着替えさせてもらおうか？いいですか？Bさん」と介護士に連絡する、食事の後で手がベトベトしているようであれば「お絞りで拭いておこうか？ねえCさん」とお話しながら手を拭かせて頂く…そういった事がごく自然に行われている現場であるからでこそです。

貴方がイキイキと息を吹き返し、調理師として成長されていく事を、私は陰ながら応援しています。
大丈夫！
ぶつかりながらぶつかりながら、一進一退を繰り返しながら、「糧にならない経験なんて無い！」と思って、貴方が進むべき道を何れ見つけていけばよいのです。