解決済み
法学部の大学1年生です。 行政書士か司法書士になりたいと思っています。 そこで質問なんですが、行政書士と司法書士って試験は全く違うのでしょうか? 大学3年4年になってから急いで勉強するってゆうのは嫌なので、今から勉強していこうと思います。 ですが、まだ無知なので何からしていったらいいかなど全くわからない状況です。 大学1年の間にしといたほうがいいことや、なにからしていったらいいかとゆう順序などアドバイスください。 宅建の資格を取っといたほうがいいと聞いたことあるので宅建を取ろうかと今思っています。
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1人がこの質問に共感しました
主人が宅建、行政書士、司法書士の資格を持っています。 私自身法学部卒なので周りに勉強している人や、取得している方がいらっしゃいます。 3年前まで学生だったのでその頃の情報ですが。 まず宅建、 在学中に講座を受け、取得した人もいます。だいたい1日平日4時間、休日6時間位してました。 行政書士も在学中にした方は二人位いました。 どの位の勉強量かは存じ上げませんが学部でトップの成績でした。片方は図書館に行く度勉強し、片方はWスクールでしていましたが 在学中の司法書士試験は2人とも落ちました。 片方は現在法科大学院に通いながら司法試験、司法書士試験の勉強をしています。 片方は予備校に1年間通い、現在は司法書士事務所で働きながら勉強中です。 3、4年になり猛勉強してとれる資格じゃないですよ。 『行政書士だけでは今の時代食っていけない。 とるなら司法書士。今から(二回生秋)平日5時間、休日起きてる時間勉強して、卒業して2年、合計4年でとれれば早い方』 が私の学部では通説でした。 私にはそんな根性も意思も自信もないのでやめました。笑 司法書士の試験は宅建、行政書士と桁違いの勉強量です。記憶力、応用力だけでなく根性と忍耐も重要だと思います。 仕事をしながら司法書士合格はかなり厳しいです。 俗世断絶する意気込みで勉強しなければいけません。 在学中から意欲がおありなら勉強されて早いにこしたことはありません。 大学は時間が沢山あります。 飲み会やらサークルやらバイトやらを振り切って時間を作り勉強する意思を強く持つ必要があります。 司法書士の資格を取ったら将来安泰ではありません。 弁護士ですら飽和状態、予備校で講師兼業で生活、なんて珍しくないみたいです。 司法書士の試験を合格しても研修のための資金が宿泊費や食費やらで合わせて何十万もかかりますし、 合格してはい、収入がという訳にはいきませんし、 営業力がないと仕事になりません。 事務所勤めか開業かでも収入は変わりますが、 どちらにしても 営業、行員さんやら不動産の方と接待、なんて一般会社員と変わらない所も沢山ありますよ。 決済の時期なら日付変わる前まで仕事、なんてのもざらです。 もし、司法書士なら生活安定、という考えで勉強するなら 国家公務員試験や県職員の方がその後の生活は色んな意味で安定した生活ですよ。 両方身内におりますが、安定性なら公務員に司法書士負けますよ。 個人的には学生時代に勉強に時間を大幅に費やすなら 公務員の勉強をしますね。 法関係の仕事にご興味がおありなら、裁判事務官も良いかと。 独占業務である司法書士として登記、売買、相続、簡易訴訟に携わりたい、という気持ちが強いなら司法書士を目指して頑張って下さい! 大学生は一生で一番何でもできる時間です。 成年であり、時間があり、社会人ではなく、両親からの庇護下にいる時間は大学生だけです。 学生だから、と成人して社会的ルールを間違えても許して頂ける、色々な意味で 勉強できる貴重な時間です。 悔いがないよう大切に過ごされて下さい。
6人が参考になると回答しました
現役の行政書士ですが、司法書士と行政書士では扱える営業の分野が全く違います。また試験の難易度も圧倒的に司法書士の方が上です。 まず試験ですが行政書士と社労士のように勉強する分野が全く違うという訳ではありません。 なので行政書士をとってから司法書士にステップアップして合格を目指すという方もいます。(というより行政書士くらい合格できなければ司法書士はまず無理だと思います・・・) 次に仕事内容ですが司法書士は登記や簡易訴訟、行政書士は許認可代行や会社設立、相続、離婚関係を主にやっている方が多いです。ただ許認可代行以外は基本的に他の士業との絡みも必要です。要するに行政書士だけでは最後まで解決できないことが多々あります。 年収に関しては、これはやり方次第だと思います。もちろん行政書士より司法書士の方が天井は高いです。ただ士業の場合は例えば弁護士のような最難関の資格でも食えない人もいます。 まず第一に独立したいのか企業等に就職したいのかを決める必要があります。行政書士や司法書士は独立色の強い資格です。ですので所謂経営者になる必要があります。試験で勉強することだけでは事務所の経営はできません。 わかり易く例えるなら「決められた人しか売る事のできない商品を売ることの出来る人」だと思ってください。 集客から始まり経費を削減しながら効率良く仕事をこなしていくことが大事になります。 それができればどの士業も人並み以上の年収は稼ぐことができると思います。 長文失礼致しました。
3人が参考になると回答しました
同じような質問に同じように回答しているおなじみ回答者からお答えいたします。 行政書士も司法書士も、元は「代書屋」という同じ仕事から発生しています。 「代書屋」がいつからあるかというのは非常に難しい問題です。要するに字が書けない人に代わって字を書き、手間賃を貰うということですから、それを主たる収入にするかどうかを別にすれば江戸時代からあったと言えます。 明治になり、近代法制が導入されます。日本の近代法第1号が、実は登記法です。所有権等の公示制度をきちんと整備するところから日本の近代法制がスタートしたのです。このころ、登記を扱う役所は裁判所でした。必然的に裁判所の近所には書面書きへのニーズが高まりますから、代書屋が集まるようになりました。 さらに時代を下りますと、裁判所の構内に事務所を構えることを許され、裁判関係書類や登記書類など、裁判所に提出する書面の専門家であると自覚する代書屋たちが、自分たちは「ただの」代書人とは違う職能集団だと主張するようになります。これを認定し、特別な代書屋であるという法律が、法務省提出法案として成立します。そしてこれを司法代書人と呼ぶようになり、これが唯一の正当な「代書屋」である時代があったわけです。司法代書人以外は取り締まりの対象にすらなりました。 しかし、役所に提出するほどのもんではないけど自分では書けないなあ、という需要はまだあったわけです。例えば、就職の際の履歴書、結納の目録などがあります。こういうものを書いている代書人の立場は「規則」で定められて合法になりました。一般代書人と言います。 時代をずーっと下ります。終戦して敗戦、それまで効力を持っていた規則等が一切廃止されます。これによりまた「代書屋」は「自称」字が書けさえすれば誰がいつ参入してもいい仕事になりました。 しかし、裁判関係書類や公示制度(登記)は重要度が高かったため、司法代書人の制度をそのまま引き継いで「司法書士」となります。 この「司法書士」という名前がカッコイイ!俺たちも真似したい!ということで、法的根拠を持たない代書人たちが「勝 手 に 名 乗 り 始 め た」のが行政書士のルーツです。 こいつらがあまりにも無茶苦茶な書面を書いて依頼者の権利を損ねるために一般から規制の要請が高まり、最初は都道府県単位の資格として認定されだしたのが「行政書士」という名称の公的使用の始まりです。行政書士は総務省管轄の資格ですが、直接の監督省庁は各都道府県です。そしてまた、行政書士試験は47の都道府県のすべての知事から「行政書士試験センター」に委託される形で全国統一試験になっていますが、この名残です。 つまり、司法書士は司法の専門家ですが、行政書士は行政の専門家ではありません。司法じゃない、という理由からたまたま行政を名乗っただけです。 書面書き屋はたくさんいますね。税務申告書類は税理士が書きます。知的財産関係書類は弁理士が書きます。 じゃあ、行政書士は何を書いてるかといえば「それ以外」です。元々行政書士の仕事だったけれども、行政書士にやらせておいていい程度のものじゃないんじゃないか、という声が上がり始めたものは、海関係のものは海事代理士、労働関係のものは社会保険労務士、という形で行政書士から切り分けられます。やっぱり行政書士の仕事は「それ以外」です。 という事実を、資格スクールなどに言わせると「行政書士の扱える仕事は10000種類以上!」とかになるわけです。暑中見舞い代書行政書士、年賀状代書行政書士、ラブレター代書行政書士、等々は実在しました(皆さん廃業されたみたいですが)。そりゃ、こんなもんまで書いてれば軽く10000種類くらい超えますわなあ。極端に言えば、会社の総務部かなんかで社長秘書やってるお姉さんが電話を受けて「社長 本日午後4:00帰社 お茶出し本日3:00ではなく4:00」とかメモを取る、これだって行政書士業務と言えなくはないわけですから。某巨大掲示板で有名な誇大妄想行政書士なんか、子どもが鬼ごっこで鬼を決めるためにするじゃんけんだって極論行政書士業務だと言ってのけましたぜ。 つまり、司法庁に最も近いところにいたため、ついには全く別のものであるはずの弁護士業務を一部分けて貰うことにすら成功してしまった代書系エリートの資格が司法書士、重要なものは次々に「これはお前が書いていいような書類じゃない」と取り上げられてしまい、いつまで経っても何を書いているのか分からないのが行政書士です。専門家としての格は全く違います。 各資格スクールや通信講座は「行政書士のフィールドは無限!」と言いますが、これも私がよく使うたとえなのですが、司法書士はアメリカ、弁理士はカナダ、社労士はメキシコ、ほか北米大陸はすべて行政書士の領土です!って言われて、喜ぶ気になりますか? 資格としての格の違いの分、試験の難しさも段違いです。行政書士なら法学部のあなたなら一般教養終わるか終わらないの今年の試験で合格もできる可能性かなり大です。司法書士目指すなら卒業後も資格試験予備校に通う生活もある程度覚悟して下さい。
3人が参考になると回答しました
>行政書士と司法書士って試験は全く違うのでしょうか? 下の回答者さん達の通りだと思います。 >大学1年の間にしといたほうがいいことや、なにからしていったらいいかとゆう順序などアドバイスください。 最終目標が司法書士なら、 今年は10月の宅建合格(今からでも、独学で勉強しても合格できるチャンスあり) 来年に行政書士合格(宅建受験後、直ぐに勉強すれば、独学で合格できるチャンスあり) 三年生時から、実績のある大手資格予備校利用で司法書士受験の勉強を開始する。 uguyg11さんの頑張りと運で卒業時に合格できるかも。 まずは、試験に合格する法的思考力を身につけて、司法書士試験にチャレンジするのがいいと思います。
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