高校1年の男子です。

Question

高校1年の男子です。設計の仕事には様々なものがあり、家の設計、車や飛行機などの設計があると思うのですが、他にどの様なものがありますか？
また、家の設計をする人を建築士というと思うのですが、車や飛行機などの設計をする人は何というのですか？
元々、絵を描くことが好きだったので、図みたいのを書き、設計する仕事に就きたいと考えています。今は建築士を考えているのですが、風立ちぬを見て「飛行機の設計も面白そうだ」と思いました。
今はそんなあやふやな考えなので、その場合、大学は工学部・理工学部の何科に入れば良いでしょうか？

補足

風立ちぬを見ていて思ったのですが、堀越二郎さんの様な仕事は何というのでしょうか？
すごく興味が湧きました。

Answer 1

質問に挙げた職業の人は「設計者（士）」「デザイナー」になります。
今地球上にあるもので人間が作り上げたものはすべてデザイナーの手にかかったといっても過言ではありません。それくらい設計の仕事は多岐にわたるのです。

橋などの構造物の設計は土木工学科、CGデザイナーとかなら情報工学科、車や飛行機、文房具までを含む工業製品なら機械工学科や航空工学科、デザイン工学科、電気工学科や電子工学科から電気図面（配線図）を設計する仕事に携わる、という道もあります。

あと設計者は「デザイナー」とも呼ばれるように、芸術的要素が強い分野の仕事もあります。代表的なのが服飾デザイナーなどです。他にも建物を設計する「建築士」もそうです。建築の場合一般的には建築学科へ進みますが、芸大や芸術工学部の中にある「建築学科」もあるので、やりたいことのマッチングは必ず行って、あとで「こんなはずじゃなかった」とならないようにしましょう。

堀越二郎さんは航空技術者ですが、単なる設計のみならず、よりよいものを作るための改良や新規開発のための研究をする仕事です。たゆまぬ研究を続け、ついには「零戦」を設計するにまで至ったのです。

堀越二郎さんみたいになるには、努力だけでなくセンスも必要ですが、もし同じ道を歩みたかったら、最低でも大学院まで行って大手航空機メーカーに入社することになりますが、メーカーに採用されなかったら別の道を模索することになります。車も同じと考えてもらって結構です。