私立の教員採用試験では書類選考が行われることが多いですが、以下の場合、書類選考が行われる可能性はありますか。

Question

私立の教員採用試験では書類選考が行われることが多いですが、以下の場合、書類選考が行われる可能性はありますか。募集人員1名に対し
1.応募者が1名 2.応募者が2名
3.応募者が5名
募集人員2名に対し
4.応募者が1名
5.応募者が2名
6.応募者が7名

一般的に応募者が二桁になると書類選考があるイメージがあります。

なお、勝手ながら質問者のIDを回答内に入れないでください。

Answer 1

私学の経験がある高校の教員です。

書類選考があるか、というのは、事前選抜で面接にまで到達しないという意味でしょうか？

私学は学校ごとに随分違うので、一括りで「私立の」と言うのは適切ではありません。
（かといって特定の学校名をあげても、回答は得られないでしょうが。）
また、校種によっても違うでしょう。

例えば大学教員の場合は、研究成果も重要なので、書類選考は当然で、応募者が１人でも行われ、面接試験が行われない可能性は充分にあります。

私は高校の教員なので、高校の場合で考えてみます。
まず、募集人員が何人でも、応募者が何人でも、書類選考は行われます。学校が求める人物像に合わない人材は必要ないからです。
（部活をやってほしい、若い人がよい、経験者が欲しい、など。）
さらに、私学適性検査を任意で受けますので、その結果も参考にされるかもしれません。

私立はコネ採用の側面もあります。他校からのヘッドハンティングも行われます。また、卒業生を優遇することもあります。教育実習に来た人の中から優秀な人を、というケースもよくあるようです。

すなわち、学校によっては公募をしますが、学校によっては公募をしないで採用しますので、一般企業や公立学校のような公平にチャンスを与える採用試験をする必要性がないのです。

よって、書類選考はいずれのケースもあるだろうと想定されます。

もちろん、教員を補充する必要はあるのですが、私学はいきなり「教諭で採用」ではないことが多いのです。
まずは「非常勤」→「常勤」→「教諭」と、勤務状況を見ながらステップアップさせることがあります。「経験と実績があって、本校で非常勤をやる人、いるかなぁ？」と声をかけて、非常勤でしのぎながら、いい人がいれば採用する。
だから、別にその時の採用試験を必ずしも実施しなくても、誰も採用しなくてもなんとかなるのです。

ただし、くどいようですが学校によって違うので、応募があれば全員と面接する学校も、当然存在すると思います。

回答になっていなかったら申し訳ありません。