私立大学の職員採用について 私が知っている大学では、毎年、専任職員の採用試験で、大体6~7人前後の内定者を出してい…

Question

私立大学の職員採用について

私が知っている大学では、毎年、専任職員の採用試験で、大体6~7人前後の内定者を出しているそうです。また、専任職員の採用試験以外にも、中途採用や嘱託採用、嘱託・契約から専任職員としての昇任採用などの試験が頻繁に行われています。

採用試験の内容は、職種によって変わるみたいですが、書類選考→筆記試験→グループディスカッション・集団面接・個人面接⇒内定というような感じで、4回~5回の選考が行われており、
専任職員は、毎年、このパターンらしいです。
競争率も結構高いと聞きました。

しかし、先生や職員の方から実際に聞いた話では、このパターン以外に、例えば、①在学生を、大学の運動部の指導者という前提で職員採用をしたときは、筆記試験などは行わず、1回の面接のみで採用された、②人事部長の一本釣りで、障害者枠として、筆記試験と面接1回のみを同日に行い、その場で採用された、③大学教員の息子が採用された、などというような話を、人聞きや本人から直接伺ったことがあります。

国公立の場合は、公務員扱いになるので、このような特殊な形で試験を行うことはできませんが、私立であれば、許されるのでしょうか。

私は、いくら特別な能力やスキル、あるいはハンデがあるからといって、別途特殊な形で試験を行うというのは、公平性を欠くのではないかと、疑問に感じています。

みなさんは、どう思いますか。

特に、国公立や私立の大学教職員、人事担当者の方々に意見を求めたいと思っています。
どうか、宜しくお願い致します。

補足

私の知っている大学とは、最近、メディアや書籍などで頻繁に話題となっているところです。

Answer 1

私大の職員です。
障碍者は事業規模別に雇用の努力目標があります。努力目標とはいえ公益系の学校法人としては、別枠にして確保を目指すよりほかにありません。
運動の指導者も特殊スキルですから、一般公募にする方がむしろ無理があります。
3のみ、学内の士気に影響するでしょうが、そういうケースでもたいていはやっかみで、ちゃんとした選考課程を経ているものです。
教員のご子息を紹介を受ける度にいちいち入れていたら何人枠があっても足りませんし、下手したら不公平だという話になって後々禍根を残しかねません。
そういう有名大学だと教員同士の派閥争いや足の引っ張り合いも、企業と変わらず存在してますから。

公募採用についてはきちんと公平に行いますし、何らかの目的があって特定のスキルや背景の人を取りたい時はそれなりの方法で採用を行う、という使い分けをしているだけですよ。

Answer 2

質問を見た限りでは、少し妙なことをしているな、
と感じます。
平均的な人物と「特別な能力やスキル」を持った人物を
同じ扱いをするのは逆に公平性を欠くと思いますので、
その点に関しては疑問は持ちません。

ただ専任職員を毎年のように（採用したかは不明ですが）
内定を出したり嘱託から昇任させたりする点については
妙だと感じます。

大学として認められるには「大学設置基準」を満たす
必要がありますが、学生数に応じた職員を採用することが
内容に含まれます。
開学する前に職員数を確保していたはずなのに次々に
職員を増やすのは、規模の拡大を続けているのでも
なければ不要です。
既に大学全入時代になっているのに拡大路線を歩むのは
経営的には危険な判断だと感じます。
入学してくる学生の数は決まっているし学費の値上げも
容易ではありません。
「学生定員×学費」が収入の基本。
学費値上げは文科省がなかなか許しません。
一方職員の数を増やせば人件費の上昇に繋がります。
人数を増やさなくても定時昇給等で増えていきます。
経営破綻になりそうです。

規模の拡大をしていないのに、大学設置基準を満たす
職員数を確保するため採用を続けているのであれば、
職員が次々に辞めていることになります。

どんな人物を採用するのもその学校の自由ですが、
内部に問題があるように感じます。

Answer 3

確かに公平性や他の職員の士気に影響すると言えば問題なのでしょうが、特段、問題視するほどのこととも思えません。
少なくとも違法ではありません。

Answer 4

大学とは称しても、私立は税金で運営される国公立と違って、一種の営利事業として大学を経営していますから、職員の採用の基準も国立大のような透明性や公平性はそもそも最初から存在していません。各大学の自由な裁量です。