解決済み
システム化は良いことなのか システムを導入して、指導係として出張しますが、システム化は果たして良いことなのか疑問に感じます。 覚えるのに必死で大変そうな年配の方やシステム化により以前出来ていた運用が通用しなくなったり… システム化したことにより却って不便になることも多く目の当たりにして、業務の大部分をシステム化することに疑問を感じました。 また前のシステムの方が良かったと言われると何とも言えないです。 また、何でもシステム化できるわけではないので要望をお断りすることも あります。 それも苦痛です。 自社の製品に不信感を抱いたら終わりですよね。
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私はITは専門外なので、偉そうなことは言えないのですが、ご参考になれば。 ①「システム化は果たして良いことなのか疑問に感じます」 私は、30年余の職業人生、学校・医療(病院)・介護・福祉の現場にて働いてきましたが、システム化は間違いなく良いことです。 たとえば、学校では、先生方の給料の支給事務、昔は事務職員が毎月、カーボン紙(って、若い人わかるかな?笑)を敷いて複写して、全部いちいち手書きで伝票を書いていたのですよ。私みたいに小規模の小学校でも約20人、大規模校だと50 ~60人以上になることも。 それが、私が就職する直前にシステム化され、PCのプリンターで出力・印字した給料明細になった。複数の部署・スタッフによるダブルチェックも容易になり、手書きによる人為的ミスが激減。「機械に任せられる事務」のシステム化により、「人間の感性でないとできない業務」(例:限られた予算の中で、子供たちの教育の充実のために、どの教材の購入や更新を優先すべきかの検討)に注力できるようになった。 複雑な介護報酬の請求事務なんか、システム化がもはや前提。手書きでも手計算でも違法じゃないんですよ。でも、人間の手や感性がないとできない実際のケアに注力するために、システム化はとてもありがたいものです。 ②「覚えるのに必死で大変そうな年配の方」 私も年配者ですが(58歳です)、よく若い人はこのように思い込みます。でも、年配者、必ずしもそうではありません。 たしかに、何十年も手書きや手作業で熟達してきたのに、何を今さらと不満を抱く輩もいるにはいますが、それはいわば甘え。若者でも「覚えるのに必死で大変そうな」人、結構います。年配者みたいに年のせいだと甘えられないから、慣れてますよというふりをしている人も結構多い(苦笑)。 私、昨夏、肘を痛めて整形外科を受診した時、担当医がどう見ても70はとうに超えた、ITなどまるで無縁そうなおじいさん。でも、診察室のデスクに載ったPCをマウスとキーボードで器用に操り、体の図を出して私が痛いと言った箇所をクリックしてマーキングしたり、「ふんふん、昨日から?しびれる感じ?はいはい」と文字入力、ちゃっちゃっと電カルを作成。見入っちゃいました(笑)。手書きよりずっとラクそうでした。 ③「システム化したことにより却って不便になることも多く目の当たりにして」 「前のシステムの方が良かったと言われる」 当たり前の(たぶん日常茶飯事の)現象です。今まで長く慣れ親しんだ方式の変更時に、必ず出る不満。変更当初は、不慣れからかえって業務が停滞することも珍しくない。 でも、先(将来)を見据えた、中長期的視野に立つと、システム化や新たなシステムへの改編・挑戦を怠る企業や組織は、その多くが衰退していくのです。 ④「何でもシステム化できるわけではないので要望をお断りすることも」 当たり前です(笑)。何でもシステム化できると思うのが私たちみたいなシロウト、それを「ここはシステム化できないんです」とわかりやすく説明するのが、あなた方専門家です。 これを「苦痛」と言うなら、どんな業種にも同類の苦痛が存在します。医師だってレストランのスタッフだって、私もみたいな福祉の専門家だって、客(利用者)からの要望に「それはできません」とお断りしなければならないことなど、しょっちゅう。「何でもかんでもできますはプロの言葉じゃありません」と教わりましたよ。 ⑤「自社の製品に不信感を抱いたら終わりですよね」 終わりです(笑)。でも、ちょっと待って下さい。私の経験から言っても、それ、向上心のある新人や若手なら、誰でも抱く疑問。「こんなのでいいんだろうか?」って。 でもね、あとになって、先輩たちが作り上げてきたものをもっと深く理解できて、自分の無知や理解の浅さが招いた不信感だと知り、恥ずかしくなったこと、私など多かったですよ。「この不満、言わなくてよかった…(汗)」みたいな(苦笑)。 でも、これ、向上心・探究心の表われ。全然そんな感覚をおぼえなかったら、何でも「ま、いいか!指摘するのめんどくさいし」だったら、進歩はありません。 若者らしい、既成概念への疑問や不信感(これでいいのだろうか)自体は、失わないでほしいです。
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