市場原理主義と雇用の問題

Question

市場原理主義と雇用の問題ワーキングプアの問題を見ました。一時期あれだけもてはやされたIT産業も
見事に空洞化してるようです。本場アメリカでも失職するIT技術者が多いそうです。
深夜まで残業続きで酷使され、挙句の果ては中印に仕事取られたら叶いませんよね。
最近は新卒でもITを敬遠する傾向はあるみたいですし。

結局はアメリカでも産業の空洞化ってあるんですよね。当然選挙の問題もあり、
政治家も考えないといけないわけです。失業率が高いと、だめだし。一方
自分だけ保護貿易をするわけにもしかんしね。一つの案がバイオ関係の仕事を
増やそうとしてるみたいですね。バイオ関係はやはりいろんな関係で規制が多く、
その分海外に仕事を持ってかれないようですし。

でもさあそもそも考えてみると、自分の足元でも空洞化の問題あるなら無理して
市場原理主義なんかしない方がいいんじゃないですか。したって現在のように
投機マネー等が流入し、穀物や燃料は高騰してるわけですし。だったら、
各国ガチガチに保護貿易をして自国の産業や雇用を守った方が幸せになれる気がします。
確かに土砂降りで水撒きが仕事という旧ソ連の国営農場は酷い話だと思いますが。
いろんな国でグローバル化にNOという政権選択が出ています。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/071216.html

Answer 1

その保護貿易が第二次世界大戦を引き起こしたのです。

1929年の世界大恐慌により
世界各国は保護貿易を実施したのですが
持つものと持たざるものでは
経済基盤が異なり植民地を持つ
アメリカ、イギリスなどは立て直すことができたのですが
ドイツ、イタリア、日本は経済を立て直すことができず
ファシスト政党が対等しました。

それがヒトラー、ムッソリーニ、東條英機だったのです。

さらに現在の発展国はみな自由経済を標榜しています。
なぜなら莫大な投資マネーを流入することが
経済発展をもたらすのです。

逆に経済が停滞している国では
新自由主義者政権が誕生していますよ。
（フランス、韓国が代表です。）