私は現在教育学部の3年生です。 教育学部に入ったのは教師になりたいからといえばそうですが、正直中途半端な気持ちではいっ…

Question

私は現在教育学部の3年生です。
教育学部に入ったのは教師になりたいからといえばそうですが、正直中途半端な気持ちではいったものでした。そして今、改めて自分の将来を考え、就職していくことを考えた時このままの半端な気持ちで生きていくことに疑問を覚えました。しかし今さら大学をやめて他の将来を考えるとした時、教育者の道しかみてなかった私には右も左も分からないというのが本音です。親にはまだ何も話していませんが、今まで大学に通わせてもらったことも考えると申し訳なさで一杯です。自分でも自分がどれだけ甘いことを言っているか分かっているつもりです。しかし、これ以上何となくしか考えていない人生を歩んでいくことは何よりも苦痛にしかならないと思います。

今私は好きなアーティストとがいますが、そのスタッフとして働くという道を考え始めるようになりました。しかし私にはその道の知識や教養が全くないという状況です。そのような状況からその道へ進むことは可能でしょうか？可能だとしたらどの方面の勉強が必要なのでしょうか？難しいことも無茶なことも分かっていますが、自分に嘘をつき続けることはやめたいです。もし私と同じような悩みを持っている方がいましたら是非そのお話も聞きたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

高校で教師をしています。

正直、あなたの今の気持ちで教師になるのは、生徒達にも保護者にも、現在働いている私たちにも、とても失礼ですし、迷惑になると思いますので、止めて欲しいです。どうぞ、そのアーティストのスタッフとして働くという道を全力で追いかけてください。別に甘いとか、そういうことは思いません。今は、多種多様な生き方が認められる時代ですし、大学時代はモラトリアム期間という考え方もありますから、やりたいことが見つかって良かったとポジティブに捉えること、またその道に邁進して一人前になって親にも認めてもらえるように全力を尽くせば良いのではないでしょうか。

もっとも、教員採用試験も、そんなに甘くないので、そんな覚悟では受からないでしょうけど・・・。

さて、アーティストのスタッフと言いますが、具体的には何をしたいのでしょうか。

生徒の進路指導をする際にも「アーティストに関わる仕事」という話は良く出てくるのですが、それはマネージャーですか？それとも楽曲制作、振り付け？所属事務所のスタッフとかですか？それによってどうすればいいかは随分違ってきますよね。

所属事務所のスタッフ、マネージャーは空きがあれば普通に求人が出ると思います。スタッフならば事務職になると思いますので、商業系の資格をとったり勉強したらどうでしょうか。お望みとは違うと思いますが、吉本興業の社員さんは東大卒が多いというのは有名な話ですよね。普通に就職活動すればいいと思います。

楽曲制作に関わりたいなら、レコード会社等の求人もあるかと思いますが、素人からは無理でしょうから、専門学校等で学び直す必要があると思われます。

ぶっちゃけ、進路指導をしていると「漫画家になりたい」「バンドでデビューしたい」「好きなアーティストの傍に行きたい」というのは良くある話です。こうした生徒達の特徴は「好き」なものと「得意」なものをはき違えている。趣味を仕事にできるのは、才能がある限られたごく一部の人だけなのです。大多数の人間は、自分の特性、能力を見極め、それを生かせる仕事を選ぶ。そしてそこでお金を稼ぎ、趣味にお金を注ぎ込む。余暇を趣味に使う。

あなたがそのアーティストを見たときに、好きだとか傍に行きたいとか思うのならば、違う仕事をして、稼いだお金を貢ぐことでアーティストに貢献すべきです。そうすればそのアーティストは少なからず寿命が延びることでしょう。

そうではなく、アーティストを「商品」として眺めて、こうやってプロデュースする、とか、こうやって売る、とかいう視点が持てるのであれば、普通に就活すればいいと思いますよ。ただ、そのアーティストの担当になれるとは限らないので、無名の全く知らないアーティストを担当するとか、近くにいるのに逆に全く接点が持てない可能性があることも覚悟してくださいね。

すなわち、音楽が好きなので音楽に関わる仕事に就きたい、という気持ちでないと難しいと思うのですよ。音楽なんだかダンスなんだか、音響とかライティングとかのスタッフなんだかはわかりませんが。

ま、私の生徒なら（１）専門学校へ自分のお金で進学、（２）好きな気持ちを大事にして、一番の応援団になってあげなさい、のどちらかをアドバイスすると思います。

回答になっていませんが、成せばなる！！自分に正直に頑張ってください。