解決済み
「音楽」と「美術」の教員免許を同時に取得できる大学ってありますか?将来複数の教員免許の取得を目指しています。音楽+美術または体育などの実技科目をできれば中学と高校の両方で免許で取得した意のですが可能でしょうか? 4年間では厳しいようなきがしますが、自主留年とか、大学院などの利用も含めてご存知の方教えて下さい。
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4年間では難しいでしょうが、一つの大学ですべて取得可能なのは教育大学です。
>「音楽」と「美術」の教員免許を同時に取得できる大学ってありますか? 例えば、 文教大学教育学部なら、 小学校+中高音楽+中高美術が、取得可能です。 →ただし、人数制限があるので、 必ず取得できるとは限りません。 ※ですが、できれば、 英語+音楽、国語+美術、理科+情報など、 「5教科の免許+実技の免許」を取得するほうが、 オススメです。 ☆中学校の場合、 音楽や美術は、必ず勉強しないといけない科目なので、 音楽や美術の先生は、どの中学校にも、必ず1人は、います。 ☆しかし、高校の場合は、 文部科学省が、高等学校学習指導要領で、 「芸術教科については、 音楽・美術・書道・工芸のうち、 最低でも、どれか1科目を、生徒に学習させれば良い」 ・・・としています。 →つまり、高校の場合、 音楽・美術・書道・工芸は、 あくまでも<授業をしても・しなくても、どちらでも良い科目>であって、 中学のように、必ず勉強しないといけない科目ではありません。 →ですから、例えば、 「本高校では、1年生の時に、全クラスで音楽の授業を行っています。 そのため、美術・書道・工芸の授業は一切行っておりませんので、 美術・書道・工芸の教員は1人もいませんし、 美術・書道・工芸の教育実習の受け入れもしていません」 「本高校では、1年生の時に、全クラスで美術の授業を行っています。 そのため、音楽・書道・工芸の授業は一切行っておりませんので、 音楽・書道・工芸の教員は1人もいませんし、 音楽・書道・工芸の教育実習の受け入れもしていません」 ・・・といったことをしている高校があったとしても、 違法ではないので、特に何も問題ありません。 →ですから、例えば、 「本都道府県の音楽教員は、十分足りていますので、 本都道府県では、今年度の音楽教員採用試験は、実施しないことが、 正式に決定しました」 「本都道府県の美術教員は、十分足りていますので、 本都道府県では、今年度の美術教員採用試験は、実施しないことが、 正式に決定しました」 「本都道府県の書道教員は、十分足りていますので、 本都道府県では、今年度の書道教員採用試験は、実施しないことが、 正式に決定しました」 「本都道府県の工芸教員は、十分足りていますので、 本都道府県では、今年度の工芸教員採用試験は、実施しないことが、 正式に決定しました」 ・・・となってしまう場合もあります。 →特に、工芸の授業をしている高校は、 美術科のある高校など、一部の高校のみで、 普通科だけしかない高校では、 工芸の授業をしていない高校が多いです。 →なので、 わざわざ工芸免許を取得しても、 あまり使い道ありません。 >大学院などの利用 ☆教員免許の場合 ・4大の単位は、1種免許の単位として使うことを許可する。 ・大学院の単位は、専修免許の単位として使うことを許可するが、 1種免許の単位として使うことは認めない。 ・専修免許を取得するには、同系列の1種免許の単位を全て修得済みであること。 (例1)中学音楽専修免許を取得するには、中学音楽1種免許の単位を全て修得している必要があります。 (例2)高校美術専修免許を取得するには、高校美術1種免許の単位を全て修得している必要があります。 ・・・となっています。 →そのため、例えば、 大学で、 中高音楽免許を取得し、 大学院入学後に、中高美術免許を追加取得する場合は、 ・大学院修了(卒業)に必要な、大学院の授業に参加する。 ・大学院の付属大学など、 美術免許取得に必要な4年制大学の授業にも参加する。 ・・・ということになります。 →ただし、例えば、 A大学院「大学院生の、大学の授業への参加は、 大学院での研究や修士論文作成に支障がでない範囲で、 何科目でも許可しています」 B大学院「大学院生の、大学の授業への参加は、 大学院での研究や修士論文作成に支障がでない範囲で、 1年間につき、最大5科目まで許可しています」 C大学院「大学院での研究や修士論文作成に、全力を注いでいただきたいと考えておりますので、 大学院生の、大学の授業への参加は、一切認めておりません」 ・・・といった感じで、対応がてんでバラバラです。 ☆大学院によっては、 (例3)「本大学院で、中高美術専修免許を取得できるのは、 すでに大学の時に、中高美術1種免許を取得された方のみです。 中高美術1種免許をお持ちでない方が、 本大学院入学後に、勉強して、中高美術専修免許や中高美術1種免許を取得することはできません」 ・・・といった取得制限をしている場合もあります。 →そのため、 大学院に進学し、がんばって、無事に大学院を修了(卒業)できたけど、 結局、他の教科の免許は、何1つとれませんでした。 ・・・という悲しい結末になってしまう場合もあります。
教職課程の認可を受けている大学では理論上可能です。 が、現実問題としては単位数が多いので結構大変かも知れません。 また履修方法や希望する免許により細部が異なります。 まず最初のポイントとして、中高同時に取得する場合、注意点があります。 中学の教員免許は、国語・数学・理科・社会・音楽・美術・英語などとなっています。 高校の教員免許は、国語・書写・数学・理科・地歴・公民・音楽・工芸・美術・英語などになります。 見てわかると思いますが・・・ 数学は中学も高校も数学です。音楽も中学も高校も音楽です。 しかし社会は中学は社会ですが高校は地歴と公民です。美術も中学は美術ですが、高校は工芸と美術です。 「中高の美術」の場合、考えられるパターンとして中学は美術でよいんですが、高校の場合は美術と工芸で2つの免許を取るか、工芸を無視して美術だけ取るのかという話になります。 この工芸の存在をどう考えるかによって結構話は変わって来ます。 工芸も美術の免許に含めるとすると、単純に高校免許が3つとなるからですね。 ちなみに教員免許についてザックリと説明すると・・・ 約70単位(最低67単位)で中高音楽が取れます。 そしてプラス30単位(最低21単位)で免許が追加で取れます。 また美術と工芸のセットの場合は2つで50単位くらいだと思っておいて下さい。 大学の卒業には124単位なので、100単位くらいで免許が取れるのであれば何とかなる数字だとは思いますが、工芸と美術とセットにすると120単位くらいになる訳です。 また大学の卒業には大学で定めている必須科目が30単位くらいは有ると思います。 なので150単位程度の取得が必要になると思います。 数字上は可能な数字ではあるんですが、現実問題として講義の日程が被ったり試験日程が被ったりしてかなり難しいと思います。 また大学院は、全ての科目が開講されていない場合があります。このため大学院に進学しても取りこぼした科目が履修できない可能性は有ります。 大学院は基本的には既に免許を持っている人がランクアップで勉強する所だと思っておいて下さい。 また履修する方法もあれば、卒業後に通信制大学で取るという方法もあります。 ただし、通信で中高美術が取れるのは全国で4校(ただし今年度で募集停止する所が1校あるので実質的には3校)のみ。工芸は全国で2校。音楽と保健体育は全国で1校しか通信制大学で取れません。実技系があるので通信では大変なんですよね。 と言う訳で中々通信でも選択肢が少ないので大変だと思います。 また、履修方法についても注意が必要です。 例えば中学保健体育の場合、教育実習の単位は5単位必要です。 しかし中学美術と中学音楽は教育実習の単位は3単位以上となっています。 3単位"以上"なので、別に5単位取れば問題ないんですが、美術と保体、音楽と保体という組み合わせの場合、単位数不足が発生する場合もあります。 実は中学では音楽と美術だけ履修方法が柔軟に履修可能です。 そのせいで選択科目が多くなるんですが、セットで別の教科を平行して取ろうとした場合は厄介な事になる事があります。 逆に平行して取らない場合(音楽か美術だけ取って卒業後に保健体育を狙う場合など)は問題になりませんが、平行する場合だけ注意して下さい。 中々面倒でしかも忙しいですが、免許が取れる教職課程の認可校であれば頑張れば取れます。 一番のポイントは、そもそも自分の大学が複数の免許の認可があるかどうかです。 無ければ無理なので卒業後とかの方法になりますが、取れる場合でもかなり大変だとは思いますよ…。
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