大阪消防の職員ではないので,一般的な話を書いておきましょう。 救急隊員になるためには,消防吏員(消防官)採用試験を受け,合格しなければなりません。 その後,消防学校で教育訓練を受け,消防署へ配属になります。 最初は警防隊(消防隊)勤務になりますが,ある程度年数を経ると,本人の希望調査があって「どんな業務をやりたいか?」という事を聞かれます。 ここで希望を出しておくと,その消防署の配置状況や本人の適性などを見て,救急隊に配属される…という流れですね。 収入については,大阪市消防局の採用案内をHPから検索しなさい。 そういう情報は,今はネットでいくらでも調べられるんです。人に教えてもらうばかりではなく,自力で調べるという能力も身につけましょう。 勤務体系は現在は3交代制です。 当番(泊まりの日),非番,休日の繰り返しの中に,少しイレギュラーな日が入るんだったと思います。 当番というのは「勤務する日」です。朝出勤して,翌朝まで勤務。24時間拘束のうち,8時間の休憩があって,16時間の労働(一般の労働者が1日8時間ですから2日分働く)ということになります。 非番は「勤務しているとみなす日」です。上にも書いた通り,消防などの24時間拘束の勤務では,カレンダー上では1日の勤務でも,労働時間としては2日分働くので,勤務明けの日を「非番」と呼んでいます。実質,休日みたいなものですけどね。 休日は労働基準法で「労働者には週2日の休日を与えなさい」とされていますので,それに相当する日が割り当てられます。 消防は365日,仕事をしなければなりませんので,警防隊など現場活動する人は土日が休みとは限りません。平日に休みが来ることが少なくないのです。 友人などと遊んだりする場合には,休みが合わず不便ですが,平日の休みは出かける時に行き先が混んでいないとか,結構便利ですよ。 (「冬場,平日にスキーに来る人は,消防か警察か看護師だ」なんて冗談があるぐらいですから) あと,救急救命士の資格を取れる学校がありますが,そこで資格を取っても採用試験では有利に働かないと考えておきましょう。 公務員試験は「競争試験」です。試験の成績で採用を判断されます。 どれだけ職場で使える資格を持っていても,採用試験の成績が悪ければ採ってもらえないんですよ。 だったら,高いお金払って救命士の資格を取れる学校にいく必要は無いと思います。 現状では消防,自衛隊,海上保安庁など,救命士の資格を活用できる職場は限られていますからね。 消防に入って救急隊員として一定の経験を積めば,救命士養成所に行く事も可能です。職場内の選考がありますが,選ばれれば公費で養成所に行かせてもらえるので,自費で学校にいくよりは経済的負担が小さくて済みますね。 こんなところでしょうか。
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