解決済み
ほぼ「何でも」やるところです。 部署が違えば全く別の会社といってもいいくらい、役所の仕事は多岐に渡ります。まあ生活に関わること全てですからね。 市民にとって一番身近なところでいくとまず市民課でしょうか。 ここは住民票や戸籍なんかを交付してくれます。 住民登録や戸籍を扱う部署なので、転入転出転居入国出国世帯変更などの住基関連の届出、婚姻離婚入籍離縁などの戸籍関連の届出の受理、審査、入力、管理等も行いますね。 全てというわけではありませんが、犯罪歴や破産の経歴なども収録されます。 その他人口動態の統計をとったり、法務局とやりとりしたり、自衛隊員の募集窓口だったりもします。 次に市民に関係が深いのは税務関係でしょうかね。 窓口では所得証明、納税証明などを交付してもらう人が多いでしょう。 住民税等の課税事務や納税通知書の発送、確定申告の受付資産税関連の課税やその為の実地調査や国保税の試算、納税が難しい人への減免措置や納税相談も受け付けます。 所得情報を扱うので、所得を元に運用されるような法制度などがあれば所得情報の提供事務も行います。 税繋がりでいえば国民健康保険も市の取扱いです。 独自に課を設けているところもあれば、税務関連の部署と一体化している場合も。 国民健康保険被保険者資格の取得、喪失、保険証等の交付、国保連合会とのやりとり、補助金制度に関連する受付事務も行います。 福祉繋がりですと、国民年金も法定受託事務及び協力連携事務(要は本来は国の仕事だけども、それでは不便なので市民にとって市役所がお手伝い)として市役所が窓口になっています。 年金以外にも、障害者福祉や介護福祉も市役所に担当部署があります。生活保護なんかが典型例ですね。単純な申請書類の受付のみならず、面談や実地調査、見回りに就労支援、扶養義務者の捜索、収入調査などやることは山のようにあります。 だいたいどこの自治体にもある特定養護施設等の施設とのやりとりも福祉担当課が行うことが多いです。 若い人向けの福祉ですと、子ども手当等受付事務の他、新人パパママ支援や保育所の管理、各種検診の案内なども市役所が行います。 福祉から少し離れますと、市民に身近なのはゴミ関係でしょうか。 収集業者とのやり取りはもちろんのこと、職員が実際に収集に出向くこともあります。ゴミに限らず市民の生活環境の維持を目的としますので、衛生環境に問題があれば(野良犬、野良猫、屎尿処理等)市役所が動きます。 屎尿から派生して上下水道の設備、点検、及び水道料金の徴収なども市役所の仕事です。 インフラは何も水道だけではありませんので、道路(市道)や街灯、街路樹等の設置、管理も行います。 農耕地なら用水路、豪雪地帯なら除雪と、その地域の留意すべき特色に合わせて街づくりを行います。 公共施設なんかも作りますね。 公共施設というと、公的な博物館や図書館を持っている自治体が多いですが、そこの職員も市職員です。 ハコモノを作ったら市民の方々に利用していただかなくては意味がありません。 すると、市民向けのイベントを企画したり市の広報活動を行ったりする必要も出てきますね。 クマもんのようなゆるキャラ系事業に目が向きやすいですが、毎月市が出す広報誌も立派な広報戦略の一つです。 観光産業に限らず、地域商業の発展の為に地域の商工会議所や経済団体とも連携を取ります。 どんな事業を行うにもお金がかかります。どこにいくらの予算を投入するのか?それは適正か?絞れるところはないか?逆にもっと予算を投じるべきところはないか?予算編成財政担当課の仕事です。 市役所として管理する財(土地、建物)の管理も行います。 もう少し窓口に近い事務としては、市民から直接納税を受け付けたり、役所の歳入歳出伝票を管理するしごともあります。 もっと内部事務的なものになると、職員(本庁職員のみならず、保育士、保健師、公立学校の教師などを含みます)の採用や勤怠、給与の管理、研修等の斡旋、庁内電子システムの管理、庶務、首長の秘書業務。 首長の名代は総務系の部署の長が務めることが多いですね。 市議会の事務局も市役所の職員で構成されますし、選挙の時に事務員として動くのも市役所職員です。 ザッと表面を救うだけでもこんな感じです。 日常生活に係るほぼ全てのことを取扱うので、大変幅広い仕事をこなすことになります。
市民の方から税金を納めていただいて道路とか公園とか学校とか病院(市立の)とかの行政サービスを提供している所です。
< 質問に関する求人 >
市役所(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る