不動産売買について質問です、こういったトラブルがありました。

Question

不動産売買について質問です、こういったトラブルがありました。私は不動産売買の営業をしているものですが、
ことの始まりは、先月に、ある建築会社様より土地の購入を考えてあるお客様がいるとお話がありました。
値段が少しきついので80万円値下げで買い付けをいただき、それを元付け業者様に流したのですが、80万円は厳しいと言われたので、買主も50万円は値下げしてくれないと、資金不足になると話すと、60万円までなら値下げできるとのことでした。

その回答を、買主は建築会社のお客様なので、建築会社の営業マンをを通して買主に伝えていただき、60万円値下げでＯＫなのか、回答を待っている間に、元付け業者から他のお客様で現金一括で購入される方がいるから今回はそちらと契約を考えていますと回答を受けました。

その旨を、建築会社に伝えたところ、うちは買い付けを出しているし、80万円じゃ厳しいなら60万円値下げでどうですか？と聞いたときに、60万円ならＯＫと回答した時点で話はついているだろうと言われました。

元付けさんの意見としては、60万円値下げでＯＫは出したが買主がそれでいいという、正式な回答をもらっていないとのことです。

どちらの言い分も正しいような気がするのですが、この場合、契約はどうなるのでしょうか？

Answer 1

簡単ですよ。

たとえば 1080万円の物件を 1000万円で不動産申込書（買付）を売り主さんへ提出したわけです。
ＦＡＸやメールなどで 書面を提出したはずです。
仲介業者なら それは当然の作業ですよね。

しかし 売り主は それでは売りません。
という回答だったわけです。
よくあるケースです。

ならば その回答を買主へ伝える。
今回は 住宅営業へ伝えたわけです。
間違ってはいません。

土地は いつ売れてしまうかわかりませんから・・・
早急に 買主さんへ 住宅営業は伝えなければなりません。

そして 不動産申込書（買付）の書面を 1020万円に訂正し再度提出です。
言葉だけでは 話しになりません。
書面が重要なのです。

「出しなおし」は 不動産業界では当然の作業です。
売主さんは その書面をもって買主さんの意志を確認するわけです。
書面での回答がなければ 他のお客様へ売りますよ。

住宅営業は 言ったはずだ！
と マヌケなことを言いますが・・・

建物を建てるには 土地が必要です。
住宅営業であっても 土地売買のルールは知っていなければならないはず。
建築地の確保は 重要！
そういう ド素人の住宅営業には
「そんなことも 知らないの？」
と 冷やかな言い方をしてあげれば良いのです。

家を売るのが住宅営業のしごとです。
知識がなければ 家は売れない。
自分の不勉強を 不動産会社の責任にするのは 他責。
売れている住宅営業なら こんなの知っていますよ。

あなたが 悩む問題ではありません。

口頭で 話しはついている？
どこのルールですか？

売り主さんから言わせれば
ふざけんじゃねぇ～よ。
というレベルですね。

Answer 2

不動産業者です。

売主が誰に売るかは売主の自由です。
買付証明や購入申込書は契約書に代わる物ではありません。
単なる紳士協定のようなもので、法的根拠や強制力はありません。

確かに契約は口頭でも成立しますが、仮に成立していたとしても解除時の取り決めがなされていませんので、なんのペナルティもなく解除できる。つまり自由に解除できる状態です。

もし、相手が損害賠償を請求するとしても、まだ交渉段階で具体的な損害はありませんので請求できません。