全く関係のない別の職業につきながら、香の勉強をして香のプロを目指すのは、無謀ではないですか？ もちろん、努力次第で…

Question

全く関係のない別の職業につきながら、香の勉強をして香のプロを目指すのは、無謀ではないですか？

もちろん、努力次第ではあると思いますが、皆さんの意見をお聞かせください。お願いします。

Answer 1

香のプロとは具体的にどんな職業でしょう。

合成香料を扱う洗剤、シャンプーやボディソープ、化粧品、香水等の技術開発者ですか？それとも香水の調香師ですか？アロマテラピーのセラピストですか？

１つ目２つ目は、国内外のケミカルプラントに於いて製造される商品開発部門の担当者となります。

１つ目は化学系の技術者です。その系列の大学卒なら頑張りがいがありますが、超難関で倍率は天文学的な数値です。宝くじの方がマシかも知れません。大企業で数人いればいいのですから。

２つ目は、これまた超難関です。何せ、日本人は香水文化に浅く、資生堂、コーセー、カネボウ等の大手でも香水発売は微々たるものです。従って、新たに採用は限り無く０に近いです。

３つ目は、アロマ専門店の店員や店舗責任者、サロンのエステティシャン、サロンの店舗責任者くらいは可能でしょう。ただし、個人経営者となるには経営者としてのノウハウが無くては店は出せません。出しても倒産しますよ。アロマブームは以前より下火。平成の大不況真っ只中にあって、貧困に直面している一般市民に高級アロマのサロンに通う余裕はありません。必然的に需要が無い訳で、店舗の立地条件によってはテナント料や維持費だけで大赤字です。

厳しい言い方ではありますが、アロマセラピスト検定を受け資格取得しても、生涯学習センター等の自治体施設で出前教室をやる程度が精一杯です。趣味の範疇なら良いですが、それだけで食べていくには蕀の道になると思います。