生産技術職の魅力を教えてください。 私は生産技術職に従事しているのですが、開発や製品開発に配属された同期と比べて …

Question

生産技術職の魅力を教えてください。

私は生産技術職に従事しているのですが、開発や製品開発に配属された同期と比べて
下のイメージがあり、あまり誇りを持てないでいます。生産技術の魅力を教えてください。

Answer 1

会社によっては生産技術に学部卒であったり中堅私立大卒などをあてがって研究に旧帝以上を固めるなど露骨に格差を設けている場合があります。工場勤務でもあります。そういう意味では質問者様が生産技術職に疑問を感じるのも無理は無い事です。

ただ、誇りをもてないかと言えばそんな事はないはずです。

ものづくりの最先端で問題に取り組んで日本のものづくりを支えている仕事です。数多くの現場の人たちを上手く導かなければなりませんし、生産管理や資材の方とも調整しなければなりません。
理系としてはトップクラスにコミュニケーション能力を求められる職場です。

無駄を省いたり、効率化したり、日々の成果が見えやすいのも魅力の一つです。

Answer 2

私も生産技術に従事している人間です。
私は入社当初，質問者様と同様生産技術に誇りを持てなかったです。雑用が多かったり，仕事が他部署に比べ厳しかったり。
ただよくよく会社の内部を見渡すと特に海外事業での上層部の大半は生産技術出身者です。理由は生産計画，工場，設計，外部関係（関連会社）との関係が深く，社内政治にも精通している人が多いからです。
そうなる最大の要因はズバリ「金」です。WIKIPEDIAで調べてもらえば分かると思いますが生産技術の主たる責任は「金＝投資」なのです。新工場や新規商品の際には生産技術部が存在しないとできません。
技術・投資管理・日程管理と言葉は悪いですが，これほど潰しの効く業務をやっている部署はありません。
私も当初は設計志望でした。製品にもよりますが，設計業務は部品単位で行われているので全体をまとめる仕事ができるまでには相当の時間を要します。一方で生産技術は若い時から全体見て仕事をしますので早くから大プロジェクトに参画できる可能性があり，それを活かせた者が更に大きなプロジェクトへ。。。。というステップを踏みます。
どんな仕事でもそうですが，人に頼られた時に誇りは出てくるものでしょう。ですから誇りを持って仕事をしたいと考えられるならば，これだけは課・部内で一番になるという目標を立てて勉強して貰えれば周りから認めて貰え，更に面白い仕事が貰え，広い世界が見えてきますよ。
そこまで行くと，生産技術で良かったと思える日がきます。私もそうです。
時間拘束が長く，休みも少ない職種ですが，10年後にはそれが辛く楽しかったという思い出に絶対に変わります。
そしてそうなれば生産技術が他の仕事よりも下ではなく，同列またはそれ以上の存在であることに気が付くと思います。
最後に生産技術者として求められるのは「即断即決」の力です。これもまた関係する部署が多く，調整が必要な生産技術としての重要な要件です。先輩方・上司の方がどのように動かれ，本当に扱いが下かどうか確かめてください。
決してそうではないですよ。得てして「隣の芝は青い」ものです。

Answer 3

どんな優れた製品を開発しても
生産技術が量産化計画を作成した時に
コストが見合わなければその製品はカスです。
ラインに乗らずにお蔵入りです。

製品化のカギを握るのが生産技術であり
製品開発の手伝いではありません。
生産技術が高効率で低コスト、高生産性の生産ラインを作ってこそ
利益の上がる企業活動ができるのです。

メーカーとしてのノウハウの結集が生産技術であり
そのレベルで収益差が出ると言ってもいいくらいです。
会社を支える重要な職場にいるんだと自信を持ってください。