「無敵の人」、どうもこの言葉が今年の流行語大賞になるような気がします。そして、この言葉が社会にさまざまな波紋を起こす、そ…

Question

「無敵の人」、どうもこの言葉が今年の流行語大賞になるような気がします。そして、この言葉が社会にさまざまな波紋を起こす、そんな気がします・・・。「無敵な人」をこれほど多く生みだしたのはだれか。それは安易に改革を打ち出した小泉さんであり、その弟子である安倍さんである。「企業は人なり」という言葉を忘れ、大切な労働者をいつでも使い捨てできる制度を造ってしまったのである。今でそうである。働く側も「所詮私たちはアルバイトですから」、多くのことを私たちに要求しないでください、正社員に求めてくださいっということになるのです。正社員に負担が増えることが分かると、残業をいくらしてもお金を払わなくてもいい制度を造るわけです。結果どうなるかと言えば正社員の自殺者が増え、企業は立ち行かなくなる・…。つまり労働者不足で倒産する企業が増える、すでにその兆候が見え、外国労働者を・・・・もうここまで来るととてもアベノミクスどころではなくなる、こんなシナリオが私の前に見えてくるのです。

Answer 1

グローバル化の中で「Yen」が強くなりすぎ、結果、
グローバルに見た日本人の人件費も高くなりすぎた
のが根本原因です。

1ドル360円の時代なら、年収360万円＝年収1万ドル
ですが、1ドル90円なら、年収360万円＝年収4万ドル
と、日本人の人件費が4倍に跳ね上った訳です。

そのような背景が原因ですから、賃金カット目的の規制
緩和は必然で、小泉氏がやらなければ、他の総理がやって
いただけでしょう。

http://www.globalrichlist.com/
「Global Rich List」というサイトで「Japan (Yen)」
を選択し、「2100000（210万）」と入力すると、
4.96%という数字が出てきます。
現在、日本で低収入とされる年収210万円でも
「世界の上位５％以内」の富裕層なのですよ。

日本で1人雇うお金でミャンマーなら10人雇えるという
時代ですから、日本の産業拠点もどんどん海外に出て
行ってしまいました。
日産自動車の5月の生産実績とか見てください。
国内生産はたった6万2千台で、海外生産が36万4千台。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140627-01-j.html

海外に出ていく企業が多くて求人が減る反面、国内では
日本に拠点がないと事業にならない「飲食、介護、建築」
といった業界の求人比率が高まり、人手不足になっています。

若者が「飲食、介護、建築」で働けば、外国人労働者が
入ってくる「隙」が無くなりますが、キツイ仕事だからと
若者が避けていると、あっという間に外国人労働者が
入ってくることになるでしょうね。