公立教員の方(小、中、高 問いません。)、もし、今就活時期に戻ったとしても、教員を目指しますか？

Question

公立教員の方(小、中、高 問いません。)、もし、今就活時期に戻ったとしても、教員を目指しますか？僕は今大学院1年生で、高校理科の教員を目指しています。しかし、現職の方の意見を聞いて

今教員の道に進むべきか迷っています。

理由は、校務分掌や部活などが忙し過ぎて、生徒と思ったように時間が取れない、教材研究に取れる時間があまりない、一年間で休みはほぼない、毎日深夜まで仕事、家に帰っても仕事、適当に手を抜くことが大事という話を聞くからです。

正直こんなに忙しいとは思っていませんでした。現職の方もそういう風に思っている方が多いんじゃないでしょうか…。

そこで、来年就活をして民間に就いた方がいいんじゃないかと思うようになりました。

けれど、やりがいは確実にあると思うし、昔からの夢なのでやっぱり教員をやりたいって気持ちは強くあるし、もし、教員になれたとしたら、誰よりも仕事も子ども達も愛そうと思っています。

こんな、僕に教員という仕事はすすめますか。アドバイスが欲しいです。

質問が雑ですが、本当に今迷っているので、現職の方の意見が聞きたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

中学校現職です。正直なところいまでも迷います。私も、受かる前は質問文のような気持でしたが、「だれよりも子どもや仕事を愛そう」なんて生半可な気持ちでは教師は務まりません。質問文のように、仕事は部活動をみるので朝早く、夜は生徒が帰ってから、校務分掌や次の日の授業の準備などやります。夜は大体9時くらいに帰ります。（夜遅くまで学校の電気がついていると、住民が税金の無駄遣いだと思っているため。実際は教員は基本給＋４％で残業代の概念がないので不当ですが）しかし、まだ仕事は終わっていません。僕の要領が悪いからかもしれませんが、家に帰ってからも、仕事をする時がほとんどです。テストを作ったり、プリントを作ったり、色々やることがあります。（これも、最近の教員の労働時間のアンケートで、持ち帰り仕事の平均時間が1時間はあります。）いつか体を壊すのではないかと思っていますが、なかなか自分の時間は取れません。
そもそも「やりがい」という言葉を巧みにつかっているのはブラック企業と一緒です。問題点としては、一定の教員ばかりに仕事が回ってくるということではないでしょうか。それでいて、給料は年功序列で、年が上なら、給料が高いのです。はっきり言って待遇には満足できません。教員はほとんどが大卒です。だから、平均年収が高いのはその分当たり前であり、他の大卒社員だけの平均年収と比べれば明らかに突出した平均年収ではないと思います。教員が給料やお金のことを言ってはいけないとか聖職だとかたたかれるかもしれませんが、私達にも生活があります。そもそもそのようなへんな「聖職」意識がかなり、問題です。聖職だからあれもやれこれもできる。といった勘違いがとても重荷になります。
と、ここまで悪い点（というか愚痴？）ばかり書いてきましたが、いいところもあります。それは、福利厚生がしっかりしているということです。女性の先生であれば、産休や育休などはしっかり取れます。（これもモンペが無計画な子づくりだとか言ってくるけど、実際私の学校でもありました）あと、高校は実際に働いたことはないので、わかりませんが、中学校や小学校より多少は忙しさの面で言えば負担は無いと聞きます。（研修で高校の先生に聞きました。）また、子どもとの関わりも無いというわけではありません。自分の指導が通った時や、子どもと和気藹々できたときは、給料以上の幸せを感じることができます。
楽をしたいとか、働いた分の給料が欲しいとお考えならば、教員はとてもすすめられる職業ではありません。私は子どもができたら、絶対に子どもには別の職に就いてもらいます。

Answer 2

いろいろ言いたいことはありますが、私の意見としては「教育のサービス」を謳って以降、それが歪曲に解釈され、不必要・過度な仕事量となっていることは事実です。現実と理想は違うのです。
でも、それはどこでも同じような気がします。隣の芝は青く見えると思うのです。それなら自分で納得できる仕事に就くべきだと思います。ほんの少しでもそこに生き甲斐を感じるならそれが転職だと思います。