解決済み
私は理学部で教員免許をとりました。 教育学部では、就職がけっこう限られてしまうデメリットがあります。 ですが、本当に「教育」について授業が受けられるので、 子どもへの接し方など教えてもらえるところがいいと思います。 ほかの学部では、就職は教員以外でも選択肢が多くあります。 ですが、教員免許をとるには、学部以外の単位(授業)をプラスして 取らないといけないので、授業数が増えます。 大学を出て、すぐに教員になるつもりなら、教育学部のほうが いいと思いますが、教員免許を取るだけなら、ほかの学部が いいと思います。
教員免許によります。 幼稚園・小学校・特別支援・養護教諭なら教育学部や教育系学科に進学すべきです。これは、一般学部では取れない・取りにくい免許だからです。 これが、中学校や高校だと変わってきます。 教育学部だと、欲張って免許を増やさない限りは、確実に免許が取れます。例えば、英語であれば、中学校と高校を同時に取ることは可能かと思います。これに、小学校や中高の他教科となると無理が出るかもしれませんが、うまくいけば取れます。 一般学部だと、教員免許は取りにくい傾向にあります。 なぜなら、卒業のために必要な科目に加えて教員免許に必要な科目が追加されます。教育学部ですと、「卒業に必要な科目を全て取る」=「教員免許が最低1つ付いてくる」ことになります。ところが、一般学部は、「卒業に必要な科目」+「教員免許に必要な科目」となりますので、負担が大きいのです。しかも、卒業に必要な科目についても、教員免許がなければ自由に選べるのに、教員免許を取るためには指定された科目を取るなどの規制がかかります。 このため、一般学部で教員免許を取る方は少数派です。ところがです、採用となると一般学部が健闘します。教科毎のデータは知りませんが、全体で比較した教育学部対一般学部では、一般学部が有利となっています。 これは、一般学部は、その学部の中でも成績優秀な方が、より努力して免許を取っているからだと思います。また、採用試験は、教科に関する知識の割合も大きいので教育学部生では不十分ということもあろうかと思います。 結論を言うと、中高であれば一般学部を薦めます(体育のように専門の学部が少ない遠い場合は別ですが)。
結論的には、どちらでも良いと思います。 教員採用試験において、出身大学や免許の種類は、合否には無関係だからです。 昔は、地元教育学部や教育大の学閥が存在しました。 しかし、現在は、ほとんど滅びています。 いろいろな大学で、教員免許が取得できるからです。 ただ、教育学部なら、同じ目的の人間が集まっているので、情報収集の面では有利です。 また、最近は、教育学部に推薦制度が導入されて、教員採用試験の一次免除制度なども普遍化しています。 教員採用試験は、とても難関ですから、この一次免除制度は、教育学部だけの利点でしょう。
☆できれば、 (例) 国語免許:文学部国文科・日本文化学科 英語免許:外国語学部、文学部英文科・英米文化学科 家庭科免許:ファッションデザイン学科 ・・・などに進学したほうが良いかもしれませんね・・・。 →教育大や教育学部の場合は、 あくまでも「小学校免許を取得して、小学校の先生になる」ということを目的にしていて、 中学免許や高校免許は、おまけ、みたいな感じになっている場合もあります。 (例)文教大学教育学部の場合、 「卒業するには、小学校免許と中学社会免許の両方を必ず取得すること」 ・・・となっています。 →なので、例えば、 「数学教師になりたくて、教育学部に進学したのに、 なんで、 ・4分音符と8分音符と16分音符の違い、ピアノ演奏のやりかた ・玉止め、玉結び、まつり縫いなどの裁縫や、ミシンの使い方 ・水泳、鉄棒のさか上がり ・アルコールランプの使い方、アルコールの補充のしかた ・お習字、書道・書写 ・図工の作品作り ・・・とか、やんなきゃいけないの? こんなの数学教師に関係ないし、いらないじゃん! でも、こういう実技教科も全部、きちんと勉強しておかないと、 小学校免許がとれなくなっちゃうから、 卒業できず、留年になっちゃうし・・・。 入学する前に想像してたのと、なんか違う・・・。 こんな大学、来なきゃ良かったかな・・・」 ・・・と、後悔することになる可能性もありますので、 まずは、いろんな大学のパンフレットを取り寄せて、調べてみましょう。 →例えば、文学部国文科・日本文化学科、 外国語学部、文学部英文科・英米文化学科、ファッションデザイン学科など、 教育大や教育学部ではない学部・学科・専攻であっても、 教員免許が取得できる学部・学科・専攻であれば、 教育に関する授業も、ちゃんと用意されていて、 教育についても学ぶことができます。
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