美容師は顔そりが出来ない、理容師はパーマネントが出来ないというのが大きな違いです。 修行の大変さは甲乙つけがたいですが、現在美容師は余りまくっている反面、理容師は減り続けています。 男性客も若いうちは美容室を利用する方が多いですが、歳をとると理容室へと戻りますし、理容師の需要はまだまだあります。 また、最近は顔そりを出来る事を強みとして、女性が入りやすい理容室を経営している店舗もありますから、やり方次第では美容室よりも将来性があるのでは、と思います。 収入も殆ど変りませんが、理容師の方が気持ち多いようです。 勿論、女性理容師も雇用されます。むしろ、女性理容師は数が少ないですから、歓迎されるのではないでしょうか。 【補足に関して】 一つの学校に理容科と美容科がある学校もあれば(例:高津理容美容専門学校など)、美容科のみの学校もあります(例:ル・トーア東亜美容専門学校など)。 理容だけの学校は聞いたことがありません。 同じ学校に美容と理容があるとは言えども、授業内容などは異なりますので両者が学校で関わることは殆どないと思われます。 ちなみに「髪を切る」という作業に関しては美容師よりも床屋の方が実は圧倒的にうまいのです。 分かりやすい例で言うと、刈り上げなどは美容師の比ではありません。 しかし、人気があるのは美容師ですし、どうしても床屋は低く見られがちですが、実際はそんな事は全くありませんので、誇りと自信を持って目指して頂ければと思います。
床屋ではなく理容師ですね。 理容師・・・メインのお客さんは男性。男性なので短いヘアスタイルが多い。カッチリしたスタイルが得意。短い髪をカットしたりカラーしたりパーマしたりする。シェービングができる。最近は低料金のお店に食われ気味で苦しい。 美容師・・・メインのお客さんは女性。やわらかいラフなヘアスタイルが得意。カット・カラー・パーマだけでなくアップやメイク・着付けなど仕事の幅が広い。最近は男性客も増えている。ここ10年ほどで店舗が増えすぎてお客さんの取り合い合戦が激しい。 どっちもどっちですが、男性のヘアをしたいのか、女性のヘアをしたいのかどちらかで決まるかと思いますよ。私は男性のカットをするなんて考えられなかったので美容師になりました。 練習を辛いと思うなら、どちらを選んでも過酷です。それで辞める方がほとんどです。 女性の理容師もいらっしゃいます。私の母もそうですし他に何人も見てきました。母曰く、女性理容師はお客さんにも好かれやすいそうですよ。特におじさま方は若い女の子に話しかけられるだけで嬉しいそうです(笑)。微笑ましいですね。 どちらも専門学校に行きます。理容科と美容科に分かれていますので、なりたい方を選んでくださいね。 なお、収入はどちらも低いです。年収の低さ、休日の少なさもまた辞める理由の一つになる場合も多いです。 他にもメリットデメリットはたくさんあります。まずはネットを使ってご自分で調べてみましょう。
床屋は理容師免許が必要で、専門学校では通常「理容科」などに入学します。 美容師は美容師免許が必要で、「美容科」その他の名前になっています。 世界的には、理美容が分かれているのは、日本ほか数ヶ国で、その他の国は理美容共通のヘアスタイリスト免許です。免許の無い国もあります。 よく似た資格なので、仕事もよく似ていて、理容か美容か見分けが付きにくいサロンもありますが、日本では発展の歴史と基礎技術が違うんですね。 ですから、どちらが過酷と言われても・・・。どうして過酷と思われるのでしょうか?(仕事に楽はない)というのが本当だと思います。成功するためには、どんな仕事でもたいへんですが、こういう独立開業しやすい仕事は、人生目標をたてやすく、やりがいがある仕事であることに間違いありません。だから頑張る人が多く、傍から見ると「たいへんだねー」となるかも知れませんが、目標があって頑張っているんですね。ここらは理美容同じです。 以前は理容店は職人的、美容店はサービスマン的と、肌合いの違いがありましたが、今はそれも無くなってきています。 ファッションの世界は本来グローバルなので、日本もその影響で理美容の垣根が無くなりつつあるんです。だから、理容店(床屋)も発展を考えているところは女性従業員を欲しがっています。フェーシャル、ネイル、エステ、リラクゼーションなど、女性ならではの仕事がいくらでもあるからです。だから喜んで雇ってもらえます。 ただ、理美容どちらのサロンも今、新たなビジネスモデルを模索している状態ですね。それが新時代の両業界を作っていくことだろうと、私は思っています。
< 質問に関する求人 >
美容師(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る