職業についての質問です。

Question

職業についての質問です。生産職は商品を作ることで、販売,営業職は利益を上げることで企業に貢献していると考えています。
では、経理職はどのように企業に貢献しているのでしょうか？

なんとなくは理解しているのですが、言葉にしたり表現したりすることができません。。

なるべく具体的に解答してくれるとありがたいです。

よろしくお願いします。

Answer 1

企業では何をするにもお金が動きます。
営業が売り上げをあげればお金が入ってきます。しかし販売経費などでお金が出て行きます。
生産部門が物を作るにも材料や製造機械の購入・保守にもお金が出て行きます。

人間の体に例えれば、営業や生産は筋肉や内臓です。しかしお金という血液が回って来ないと何もできません。この血液の流れをスムーズにし最適にする、それが経理の仕事です。

私は営業ですが、経理がボンクラだと仕事がうまくできません。

Answer 2

経理的な作業無しには
生産、販売、営業職は給与をもらうことすら不可能だと思います。

Answer 3

経理が居ないと、会社が儲かってるのか、損をしてるか、さっぱり分かりません。

家計に例えると、給料が20万円なのに支出が100万なら、生活は破綻します。

経理も同じで、↑の破綻を防ぐ＝利益を出してる訳です。

営業や販売は、そのやり方が目立つというだけで、ただ売っただけでは利益は出ません。
【安く仕入れて高く売る】という商売の原則をきちんと管理して、
それを製造や営業に伝えて修整するから、彼等は仕事が出来る訳です。

開発者や製造者は、確かに製品を産み出しますが、
全部が売れる訳ではないので、売れない物は在庫となります。
（すぐに売れれば良いすが、ずっと売れなければ滞留在庫となり、いずれ処分です）

営業や販売は、確かに仕事を取ってきますが、毎回契約が取れる訳でも無いので、契約が取れないとその分の費用はマイナスになります。

企業の売上が１億あっても、それが黒字なのか、赤字なのかは、
経費担当が仕訳して損益を計算するから、判明する訳です。
さらに決算を行い、税務処理をする事で、【企業の利益が確定＝儲かった、損した】となるのは、御存知の通りです。

※税理士や会計監査は、ちょっと除外しときます。

経理担当が居なければ、
製造者は、どれぐらい物を作っていいか分からず、売れないのに物だけ造れば会社は潰れます。

営業者は、どれぐらい売ればペイするのか分からず、売れないのに費用だけ嵩めば、会社は潰れます。

役員や総務担当は、どのぐらい給料を配分するか、借り入れは必要か、株を刷れるかがサッパリ分かりません。

会社には【事業】を行うという目的があります。

その為に、製造が出来る人、営業が出来る人、経理が出来る人、総務が出来る人、をそれぞれ集めて来る訳です。

【みんなが、それぞれの役割を分担して】
ひとつの目的（事業）の達成をしましょうという事です。

それが【組織】と呼ばれるものです。

突き詰めて言えば、最終的に利益を出す（確定させる）のが、経理担当です。

総務、経理、法務などの担当は、製造、営業、販売などと【最初から仕事の性格が違う】のです。

ですから、製造や営業だけ居ても利益は出ないし、
総務や経理だけ居ても利益は出ません。

外務と内務という不可分の両者が【協力して利益を出してる】という事です。

営業色の強い会社では、内務は影に回りがちで発言力も低下するケースがあったりますが、
実はそのようなパワーバランスは勘違いでしかなく、
単に、目立つか目立たないかの差でしかありません。

大企業であろうが、個人事務所であろうが、
経理業務なくして、仕事は成り立ちません。

内勤は楽でいいな、と言うような営業サイドからの発言は、
彼等の単なるヒガミという事です（笑）