解決済み
環境・動物保護の仕事について。私は現在農学部3年生の大学生です。 動物や環境に興味があり入学しました。 私の学科では、これまでの実験や研究では解剖をしたり、卵や遺伝子の研究といった、生命科学的な要素が多く含まれています。 動物が好きで入ったものの、実験のために動物を傷つけることに戸惑い、ギャップに困ったりもしました。 今は微生物系の研究室に所属しているのでそういった事はやりませんが。 漠然としていますが、将来は動物や環境の保護に携わる仕事に就きたいと考えています。 オーストラリアに短期留学して、広大な大自然や、その反面干上がった湖を見てからは、海外での仕事に興味を持つようにもなりました。 ホームステイ先で意思疎通が完璧とはいきませんが、特に会話で困る事はありませんでした。 TOEICは800弱くらいですが、所詮はTOEICなので…現在の英語能力はやはり日常会話程度という所です。 なかなか情報を集めるにも環境保護といった職業は公務員やNGO以外ではあまり見当たらず、また自分の考えもまだまだ曖昧で、自問自答の毎日です…。 研究職に就くことはあまり考えていないため院への進学はあまり考えておらず、就職活動ももうすぐ控えています…。 動物や環境保護の仕事に関する情報やアドバイスがあったら、頂きたいと思います。 小さなことでもいいので、よろしくお願いします。
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動物関係のお仕事となると、おそらくレンジャーや動物の生態系調査のような内容をイメージ されがちですが、現実問題、いまの日本じゃそのような仕事内容の企業というものはほとんど ありません。というのも、対人間でしたら見返りがあり需要・供給が成り立つのですが、 動物相手ですと人間から自然・動物への奉仕になるので供給がないからなのです。 どうしてもこのような内容の仕事に就きたいのであれば、環境省の国家公務員2種以上 (1種だとデスクワークが多いので、直接触れ合いたいのであればフィールドワークが多い2種が おすすめ)になるか、外国に行くしかないですね。外国だと、レンジャーのような仕事が企業に 依頼され行なわれるケースもあるので、日本よりはそのような仕事に就きやすいです。 また、環境保護についてですが、『環境を保護する』という仕事内容の企業はこれまた ほとんどありません。大体は環境汚染をいろんな観点から分析するか、環境への負荷を減少 させたい企業に対して、どのような方向性で取り組んだらいいのかという環境コンサルなる業種 のどちらかになると思います。あとは極わずかですが、森林や漁獲に対しての認証事業調査を 行なっている企業もあります。ですが、このような企業も日本では数が少なく、直接的に関わ っていきたいなら、うえに述べた動物関連同様、環境省・国交省・農水省にいくか、外国に 行くしかないですね。 残念ながら、現在の日本は、いまだ動物や環境にそこまでお金をかけない国なのです。 ちなみに、私はK大学の大学院獣医学部のものですが、大学院に行くからといって研究職に就く (就ける)わけではないですよ。広い視野でいまの社会を観察する時間をもつために院進学も視野に いれてみてはいかがでしょうか。 動物や自然を大切に思う気持ちを無駄にしないでくださいね。 かなりあつかましいようですが、少しでも参考になれば幸いです。
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