男性で看護師になる人がいますが仕事は女性と同じようなことをするのでしょうか？女性の看護師から見てどう思いますか？長男が看…

Question

男性で看護師になる人がいますが仕事は女性と同じようなことをするのでしょうか？女性の看護師から見てどう思いますか？長男が看護師になりたいと言っていますが、学費はどれくらい必要なのでしょうか？

Answer 1

男性も女性も同じ仕事をしますよ

寝たきりの患者さんや体の不自由な患者さんの移動をお手伝いするとき、医療器材など重たいものを運ぶときなどなど男性の看護師が重宝される場面もあります

ただし、入浴やトイレの介助、体を拭いたり着替えたりの介助など、身体的な援助を行う際に女性の患者さんから拒否をされることが多々あります
男性の患者さんでも、やっぱり男性に介助されるのは変な気がすると嫌がる方もいらっしゃいます
患者さんとのかかわり方で悩んだり、そのつど同僚にお願いして代わってもらう等必要になってきますのでやりにくいかもしれませんね

手術室や外来、検査室等であればあまり気にならないと思いますが

学費は大学であれば他の科とかわりません
看護学校となると国立でも医療法人付属の学校でも月に１～３万くらいの負担です
学費自体はそんなに高くないですが、書籍や医療用具等購入のほうが出費として気になると思います
初年度は教科書代が20～30万程度
それ以外にも適宜医学書を買い足していくこととなります
医学書は高いですし実習がはじまるとかなりいろいろな書籍が必要になってきます

最後に就職のことですが、
職場はいくらでもあります　仕事がないということには絶対にならないでしょう
ただしきちんとした病院に勤めないと、一家を支えるに十分な収入は得られません
医療法人と名のつくところは、会社で言うと中小企業のようなものですから、福利厚生も充実していなかったり退職金もすずめの涙、という感じです　10年勤めてもほとんど給料は上がりません　倒産することだってあります
ですので、看護師の収入というのは、夫婦共働きの奥さんの収入としては十分すぎるほどですが、一人で一家を支える旦那さんの収入としては少し厳しいように思います
公務員として働ける国公立の病院に就職できれば安心ですけどね
まぁ、男性の看護師は、看護師のお嫁さんをもらうことが多いので生活費のことはなんとかなる気がしますが

Answer 2

娘の一人が看護師です。同じ看護学校に男性は1割でした。学ぶことは全く一緒です。

娘からの話で恐縮ですが、とても刺激になると言っていました。一度大学を卒業した後、看護学校に入学された方（男性）も居られて看護師という仕事を改めて見直したと言っていました。その方は大学を卒業しても就職が無かったそうです。

職場は看護の勉強を通じて、どんな看護師として働きたいか自分で決められると思います。今は男性の看護師、介護士も増えているので、さほど気になさらないほうがよいと思います。

学費は学校によって結構差があります。

一番安いのが公立の看護専門学校（3年）です。今は看護専門学校も統廃合が進んで減りつつあります。そして看護大学や医学部看護学科が増えています。大学になると当然国公立が安いです。それでも年間100万円位は要ります。下記のサイトは全国にある看護系大学の一覧が載っています。

http://jukai.jp/modules/tinyd0/　「看護系大学一覧」

看護専門学校の全国一覧は下記のサイトにも載っています。看護専門学校から大学への編入も出来るので、何処の学校にするのか参考にしてください。

http://kango.kisokouza.net/047/　「看護師への道」

また労災看護学校というのもあります。下記のサイトに全国の労災看護学校が載っています。こちらで初年度50万円位です。

http://www.rofuku.go.jp/kanrenshisetu/kango/school.html　「労災看護専門学校」

実は娘の行った看護学校は超格安（授業料年間7万2千円）でした。でも来年度は生徒を募集しません。統廃合の結果です。でも探せば安い所もあると思います。

ただ通学できる範囲にあるかどうかでしょう。（娘は寮に入りましたが女性が対象だと思います）県立の看護大学は県内と県外では県外が高いです。

学費が負担であれば奨学金を受けるという方法もあります。

また東京都では独自の奨学制度があります。

◆　東京都看護師等修学資金
　都内で看護業務に従事する意思を有する者のうち希望者には選考の上、修学資金を貸与。
　○第一種貸与　<月額>３２,０００円
　：　卒業後直ちに都内指定施設に引き続き５年以上勤務すると返還免除。

東京都立の看護学校は比較的学費も安いです。「看護師への道」でご覧になってください。

どちらにしても息子さんと相談されて受験する学校を決められたらよいですね。少なくとも3つ位受けられることをお勧めします。看護系の進学先は書店で一冊になって売っているので、そちらも是非目を通されてください。