解決済み
1級建築施工管理技士の元ゼネコン職員です。 まず施工管理技士の意義。 これ建築士と違って非常に厳しいです。 建築士は2級や1級で出来る事が一定に定められていますが、施工管理技士って実は特に定められていないんです。 持ってれば何かできるとか、持ってないとできないって事は直接的には無いんです。 だから施工管理職の場合には必ずしも持っていなければならないなんて事は無いんです。 じゃあ何で求められているのか。 しかも1級ばかり求められているのか。 大手企業ならともかく、地方の小さい企業でも求められる理由。 それは監理技術者になるための要件が1級資格であるためです。 1級資格を持たない人は指定27工種の中でもゼネコンに必要な2工種(建築一式・土木一式)の監理技術者になれないのです。 この監理技術者になる要件を満たしていないと、施工管理を行う会社では使えない人材となってしまうのです。 その為、1級資格を持った人が求められているのです。 2級資格を持っていたところで、会社としては主任技術者としての利用しかデキず、結果として一定規模以上に専任させる技術者として配置できないんです。 受験の難易度なんて関係ないんです。 法律上での制限をクリアできる人材として1級資格が必要というだけなんです。 極論を言うと、文系で単純に1級のペーパーテストをクリアした事務職員でも重宝する企業もあるぐらいです。 質問者様の年齢にもよりますが、未経験でも若ければ採用されやすいです。 実務経験を経て合格してくださいって企業は地方でも都市部でも少なくないです。 ただ40歳以上だと殆ど採用しません。 せいぜい無資格未経験は35歳までと考えてください。 40歳ともなると、中間管理職・・・すなわち現場でも一定の地位を与えられます。 また40過ぎで未経験無資格ですと、まともに受験すれば50前で1級資格。 50歳ともなれば一般的には大規模な現場や、あるいは幹部職員となっているレベルです。 なので40歳からの未経験者募集はありえないのです。 もしOKな会社があるならば、それは悪い意味で変な会社です。 質問者様は何歳ですか? まだ20代であれば挑戦してください。 最初は大変でしょうが、学部卒と普通高卒でも実務では何とか対抗できます。 3年ぐらい頑張れば何とかなります。
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施工管理が全く未経験でも採用はありますが、確率が非常に小さいので、 かなりの件数が不採用でもめげないで下さい。 確率を上げていくには、 建築ならば躯体系か仕上系のどちらかに絞って、 施工会社に勤務するほうが速いと思います。 受験資格の実務経験は 施工管理(総合管理・現場施工を含む) ですので、 例えば 左官工事業 塗装工事業 防水工事業 などに就業して見習から技術管理を行うようになれば最初から経験をカウントして学歴に応じた年数で 建築施工管理技士(仕上)を受験出来ます。 この知恵袋の中でも、 1級土木施工管理技士が簿記5級と呼ばれていた時代の感覚で 2級セコ管など意味ない と言っている方々がいますが、 現在では6種類の施工管理技士のどれもが、 資格者の70歳超えに追い付いていません。 なお、セコ管の実務経験には 建築士事務所などでの監理業務 や 施主での施工監督などもあります。
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